中国で出会った袖刷りあうも他生の縁☆

2018・06・11 月 曇一時雨 (北京地方)26.5度 14:00現在
実質北京最後の日 
明日の帰りの飛行機は4時半だがホテルチェックアウトや飛行場までの移動・出国手続き等していれば他には何も出来ない
で、今日は上海で出会った中国人の方が何処かで食事でもと招待して下さったのだ 午後一時ホテルロビーで待ち合わせ
だから午前中だけフリーなのだ 何をしようかと思ったが北京に大きな公園が彼方此方に有るのだけ何処も行って居ない
余り公園なんて趣味でも無いし 歩き回るのはもう御免だからベンチに座って池でも見られる公園にしようと思ったのだ
探したら北京動物園がある場所は 大きな公園に成っている 天津動物園のパンダ見に行ったが一匹だけ巨大な愛想なしパンダ居ただけ
北京なら何頭も居るだろうしyoutubeの動画で見た飼育のお姉さんがパンダに掃除の邪魔されている所を見られるかと其処に決めた

ネルパンダ1〜4号まで 下の写真は見え難いけど 中央付近に笹喰うパンダ こいつだけ真面目な態度だったので写真大きく

パンダは5頭が別々の部屋で一匹ずつ離して展示している 一堂に会するなら見応えあるのに喧嘩でもするからだろうか?
東京のパンダは大人気で見られない事も有るとかだけど流石北京は皆さん見慣れているのか5頭とも楽に見られた
昔東京で見たカンカン・ランランは綺麗な色していたが ここんちの奴は皆大きくて薄汚れ愛想無しで一頭だけ笹食っていたが
後の奴は引っ繰り返って寝ているだけ 子供のパンダも飼育係のお姉さんも見る事出来なかった
園内は水族館やイルカショー等も有るのだがそっちはかなり高額の別料金 興味も無いのでパス
何かのんびり池でも見ているような公園でも為さそう 動物園も広大で畜舎の距離が半端じゃない 歩くのも大変
そんなに珍しい動物いる様でも無いみたいでパンダだけ見て帰ってきた 


待ち合わせの時間には少し早いので風呂に入り少し休憩 然し同じツアーバスに乗り合わせた人から食事の招待受けるってのもメズラシ
気の良さそうな人だったが幾等何でも見知らぬ外国人と・・・私が京都や奈良で女性なら兎も角胡散臭い男性外国人を後日食事に招待なんて
恐らくしないだろう 思うに日本人奥さんを自慢で私に見せびらかしたのだったのかもだ 私奥さんの名前は教えてもらったがその人の名前も知らないのだ
私自身は外国人でも人見知りしないし 何でも気楽に話出きるタイプ スペインでもバルで話余り通じないのにサッカーや食べ物の話で気の会う人何人も居た
道を尋ねたり写真は綺麗な女性に撮って貰う事心掛けているしね アハハハ 軟派心は旺盛なのだ


時間どおりに現れたのはご主人の方じゃなく日本人の奥さんの方 電話で話した事有ったが合うのは初めて
ご主人は駐車場が無く車で待ってる 如何にも日本人ポイ感じの男性居たらそれが私だと教えられたとか 直ぐ判ったそうだ
私、日本人ポイのかな 中国人の人何人から道尋ねられて中国人顔かなと思っていたんだけど
食事は夕方予約して有るからそれまで車で見たい所案内して上げると親切なお言葉 もう疲れてダウン寸前と言って有るし 疲れながらも狙いは近代建築
宮廷やお寺は興味も無いし駐車場探すのも大変でしょうからドライブして貰って車の中から見るだけで結構と恐縮しながらお願いした
地下鉄西四・西単の通り未だ見てないので出来たら其の辺りをと・・・言葉どおりイイ建物見つけても写真写す間もなく素通り 諦めた★


それより奥さんの話が面白い ご主人は日本語全く駄目だが奥さんは何だかだで中国に30年 クラッシクバレーの先生で今のご主人とは再婚で未だ一年ほど
同棲はしているけど婚姻届は出してないのだそうだ 日本人前夫との間に男の子居て人民大学の大学院生 お父さんが高齢で病気入院中
何か訳有りだが屈託も無く今のご主人ベタ惚れで見るからにカカァ天下 ご主人の職業は中古車販売とチョッと大きい個人病院の事務をして居るとか
相当の資産家で家を3軒持っていてその内の一つが再開発で大きなマンションに成り優先的に何戸か自分の物に成るのだとか
奥さんも広東省まで教えに行っているので現地にマンション借りて週に何日かは別居だとか ご主人(李さんと仰ると知った)は私がもし北京来る事有ったら
住宅の心配するなと♪ それ聞いた奥さんが『木村さん!この人がそう言ったら冗談ちがうからね』だって なんじゃろかと思ったよ☆

 
上海へは気の置けない友人と慰安旅行だったそうだ 奥さん曰く 『どうせ仕事もせずぷらぷらしているしね』だって☆ 
プラプラはご主人だけに留まらずご主人の妹さん夫婦も仕事何もせず ご主人が生活費の面倒全て見てるんだと♪ハァ〜〜お金持ちぃ〜〜☆
奥さんもバレー教師の収入で悠々自適 お子さんは頭脳優秀で支援奨学金とかで返済必要なしっての貰って日本毎年夏休みに帰るんだけど旅費まで奨学金だって
何か良く解らないけど優雅な愛人生活?ポカーンとしながら聞いていた 食事支度一切もご主人で料理人裸足で飛び出す腕前で私食べるだけだって◎
車内からの見学だけじゃつまらないからあそこに行け ここで待ってろとご主人車に残しお寺だ公園だ国立劇場だと私を連れて行ってくれるのだ
恐縮して気が気じゃない 又ご主人がいい人で文句一つ言う訳じゃなくニコニコとゆっくり見せてあげろ何てちゃって言うものだからもう悪くて悪くて

人民大会堂の傍にこの国立劇場が この池の前に入口有って池の下のトンネル潜って中へ ご主人待たせて奥さんと二人じゃ
恐縮して落ち着かなく彼方此方見た所全部そんな有り様
  

見るからに人の良さそうな李さん               其の李さんにベタ惚れされてる奥さんの洋子さん

李さんご家族とご馳走に成ったホテルロビーで記念撮影


息子さんは人民大学の寄宿舎に入って居るのだがつい最近事故で足の筋を痛め松葉杖で歩いて居られるそうだ
食事には呼ぶ積り無かったけど日本人の人と食事すると話したら僕も出たいと言うので学校へ 巨大なキャンパスで学校のランクも上位なんだそうだ
大学院出たら日本の出版社に勤めるか翻訳の仕事するか中国語の教師に成りたい 彼は日本人だけど矢張り中国に長く居て言葉使いが変
然しまぁ日本人でも波乱万丈の人生送る人が居るものだと感心したと言うか驚いたと言うか まぁそんな人に何の縁有って知り合う事出来たのか
食事ご馳走になりながら不思議な感覚だった 其の子にラーメンの一杯でもと心付渡そうとしたらご主人から叱られてまぁお金持ちの人だから遠慮しないで
ご馳走に成るかと御礼言って終わりにしたけど もし日本来られた時はどんな持て成しすりゃいいんだよ〜★困っちゃうねぇ
日記長くなるから端折るけど最後の最後に如何にも私らしい旅行出来たとニコニコ顔に成っている ウンッ!