実に屁の様な世界遺産の建物を遥か遠くから眺めて来た アホみたい!

2019・09・19 木 晴(福岡県北九州市)28.5度

f:id:toukuro:20190921012141j:plain

是が世界遺産に指定された八幡製鉄の旧事務所棟 是の裏側に二棟の工場有るのだそうだけど其れは姿も見えない

糞みたいな世界遺産だ 名前だけの世界遺産って誰に自慢するんだぁ★

 

 

昨日の疲れが残っていたのか起床は8時だった 食事を終えてチェックアウトは9時過ぎ その足でバスで下関駅

本日の予定は世界遺産に指定された旧八幡製鉄の建物を見て若松へ行き戸畑で少し居て小倉に戻り帰郷だった・・のである

所がこの建物が予想していたより遠くで小倉から電車で20分以上掛かる スペースワールド駅って工場現地へ着いたのが10時半近くだった

大体工場敷地内にある建築物だし世界遺産に指定された時、一般人は工場内へ果たして入れるのだろうかと疑問に思っていた

行って見て初めて解ったが 確かに工場敷地内だけど柵で囲ってあって世界遺産に指定された建物の傍にも寄れないのだ

レンガ造りの旧事務所棟は今は使用していないにも関わらず一般公開はしていないとか 他2棟ある建物は現役で工場として使用中で勿論見学は出来ない

詰まり 遠くから眺めるだけの実に愛想無い世界遺産なのである 遥々大阪からこんな物を見る為に来たなんて丸でアホみたいだ

事務所棟は今改装中で其れが終れば見学許可に成るかも知れないが如何なのかねぇ 

まぁ炭鉱なんかだと坑道50mも見せて呉れたら御の字の世界遺産だろうけど端島なんて坑道は元より建物の傍にも寄付けなかった程だしね★ 

 

ボランティアかバイトなのか知らないがそんな物にでも4~5名の人が案内してくれている

少しの写真とパネルが置いてありタブレットで短い映像を4本位見せて貰うだけ 

折角案内の人が居るのだから聞いて上げないと申し訳が無いみたいでその数少ないパネルの前で小一時間程写真の解説を聞いていた

今其処の工場では電車のレールが主体で製造されているのだそうだ 

その説明の割には新品の鋼矢板が積んで有ったからそれらもきっと作っているのだろう 他にも鋼板とかもやっているかもだ

 

官営八幡製鉄所が富士製鉄と合併民間会社新日鉄に成り住金と合併して新日鉄住金に現在は2019年4月に社名も日本製鉄と成ったとか 

神戸製鋼は有るのは知っているが川崎製鉄日本鋼管・中山製鋼とかなんて如何成ったのだろう 今でも銑鋼一貫工場として残っているのだろうか

あはっ 何も知らない 八幡製鉄時代此処には高炉が10基も並んでいたそうである

 

高炉の前で伊藤博文初めドイツから来た技術者などが記念撮影したパネルが置いてあった 

その中に人相の悪い奴が一人居て案内人が見覚えないかと言う そんな昔の写真伊藤博文でさえ解らないのにそんな悪党面私が知る訳は無い

誰かと訪ねたらアソタロの曾爺さんだとか 良く見りゃ悪党面はアソタロにそっくりだ この製鉄会社の石炭燃料を麻生鉱山が納めていたのだとか

アソタロの親父の頃は今話題の徴用工ってのを使っていたって事聞いた事有るので案内人にこの工場でも徴用工は沢山居たのかって聞いてみた

所がその事については硬く口止めされていて話せないとの返答★

一体誰が口止めしているのか知らないが近世代工業の発展にはと言うより第二次大戦近辺には凄い数の徴用工が働かされていたんだろ

口止めされているってのは韓国や中国の見学者も多いだろうし給料の良い応募工なら喜んで説明するだろうけど非人間的な扱いも有ったのだろうと邪推していた

 

其処の見学を終えて近くに旧百三十銀行の建物有ると言うのでそれも見学する事にした 所が是が思いの外遠い 

電車の駅一つ向こうの駅の傍 テクテク重い足取りで歩く事に成ってヒーヒー★ 其れがちっこいRC造の安っぽいちゃちな建物でがっくり

昼飯も食べる所とて無い田舎の駅で電車も中々来ず時間ももう二時近くに成って仕舞った

戸畑戻って若戸大橋の向こうの若松を見て渡船で戻って戸畑で建物見学をと思っていたのだが帰りの電車は小倉4時半発だ 

戸畑所か小倉で食事していたら小倉見学も出来ない位だ もう一日小倉に泊まれば大丈夫だけれど団体切符の新幹線ではそれも侭成らない

小倉戻って駅のレストランで海鮮御飯を食べるのが精一杯 

常盤橋って木製の橋が有るのだけど其れを見て喫茶店で珈琲一杯飲んだらもう帰りの時間だ

f:id:toukuro:20190921012204j:plain

コンクリートの橋を態々観光用に木製の橋に変えたんだってご苦労さまぁ~~~♪小倉名物常盤橋~~♪

 

見たとも言えない小倉を後にして新幹線乗ったらバタンQで寝てしまったよ 家には8時前には着いたのだけどもう欲も得も無く沈没だった●