2015・11・21 土 曇後晴 21.0度 13:30現在
昭和33年(1958年)私が厚顔の美少年で有った頃 こいさんのラブコールって歌がヒットしました
其の頃に成って始めてこいさんやいとはんの意味を知ったのでは無かったかと思っています 御年16の頃でした
何も知りませんでしたが大阪の街には髪の毛の長い和服がとても似合いそうな美人のいとはん・こいさんがウジャウジャ居るんだろうって思っていたのです
今度は昭和35年月の法善寺横町って歌がヒットしたのです
板場の修業をする料理人と其のお店のこいさんとの恋の歌でした♪いとはん・こいさん何て今まで物品販売のお店のお嬢さんかと思っていました
大阪はあらゆる職種のお店もあり老舗と言われる商店も其れは多かったですしね この歌でこいさんエリアが一挙拡大です♪
京都でも祇園祭仕切るお人は町屋衆と呼ばれるお店の経営者多いのでしょう
実際は如何か知りませんが大阪でも京都でもそれらの人は中流階級それ以上の人達かもです
其処の令嬢と従業員のラブロマンス何て今の韓国ドラマに良く出てくる話の様です♪
こんな話は玉の輿・逆玉の雰囲気有って一寸ワクワクもします 私メも密かに物語として憧れていたのです
丁度其の頃兵庫県の大きな鉄鋼会社に勤め始めましたが 大阪に近い事もあって気分は大阪人って思っていました
田舎にずっと居れば只物語りや歌の中だけの話とそれだけの事かもしれませんがなんせ大阪に居ると思っていましたから
いとはん・こいさんとひょっとしたら出会えるのでは無いかと淡くも甘い期待が有ったのです
いとはん・こいさん何て実に響きのイイネーミングですしそんな物語の様な話の主人公に自分が成れたら〜〜何て我顧みず夢見ていたのです☆
大企業とは言えこちとらは学歴も無い工員 卑下する積りは有りませんがいとはん・こいさんレベルと付き合うなんて格違い過ぎると思っていましたけど
其れが 或る時ひょんな事から一人の女性を知り合ったのです♪ 最初は男の人かと間違えたほど活発なお人でした☆
其の頃の私は映画青年を自称していた程映画好きで其れは良く見ていました
難波に南街劇場って2番館の映画館有ったのです 趣味は映画一筋 梅田・難波の映画館は殆ど行っていました
お金有りませんからロードショーは5回に1回程度でしたけど★其の南街劇場って映画館で彼女と出会ったのです
一つ年上のお人で一寸太め!後年水着に着替えるCMで名を馳せた宮崎美子風の如何にも健康的な良家の子女って感じの人でした
何を隠そうこの女性がいとはんでした 自宅が高島屋の前 南街通りって商店街有りますが常盤座って映画館有ったその向かいに有ったのです
溌剌として人見もしない笑顔が実に可愛い人でした 2〜3度のデートの後何故か夜に突然家へ招待されました
何度か日記にも書いたショットバーしている兄貴の店で飲んだ後 少し酔っ払っていると言うのにです
其のお店の一階は人に貸して居られた様でした その時は商売を為さっていたか如何かもう忘れましたが心斎橋筋や千日デパートに店が有る話聞いた記憶が?
一家は4人家族 ご両親と彼女と高校生の妹さん ギタギタのいとはん・こいさんが居るお店のお宅だと思ったのです
それにしても未だそう付き合いの少ない私を其れも少し酔っ払っている私を家に連れて行くなんて是が大阪の商家の習い?と驚いたのです
実に鷹揚な感じのご両親で船場が何処かも知らない私は『わぁ〜是が船場の旦那さんと御寮さんかぁ〜〜』って思った程です
別段驚くでもなくそうかと言って何も聞かれません でも落着いていられる雰囲気じゃなく直ぐおいとましましたけど★
暫く休日毎にデートしていたのですけど 忘れましたが何故か東宝映画試写室へ未公開映画を2度位行った記憶が♪
今ならネットで試写会抽選何て有りますが何でそんな物が手に入れること出来たのか?でもちょっぴり自慢げだったのです
兄貴の店行けば私の全く知らないカクテルを注文して兄貴に『そんな物は学生が飲むもんじゃない!』何て叱られていますし
友人の名前と言えば大洋漁業の社長の息子や竹中工務店の社長の子供・・又其の学校が如何にもボンボンやお嬢さんが行きそうな私立大でした
暫く付き合っている内に余りに私の日常とは懸け離れていてレベル違う人!そんな気に成り卑屈に成って仕舞う気分味わいましたしね
まぁ この事もハテナに日記移して何度か書いていますから省きますが大阪の商家のお嬢さんと付き合えたってのは嬉しく懐かしい思い出です
船場には近代建築が今でもかなりの数残っています それらの殆どが船場大店の御主人が建てた建物でしょ
今でも脈々として営業為さっているお店も有りますが格調の高い建物多いです って事は今でも船場のいとはん・こいさんがゴロゴロ?
余談ですけど 漫才のいとし・こいしさんはいとはん・こいさんも捩った名前を命名されたんでは無いかと今頃に成って思っています
私が知った人は健康的な実に明るい美人の娘さんだったので今でも船場のお店のお嬢さんはきっと美人!そう脳にインプットされているのです☆
船場祭や船場博覧会成るイベント企画され船場の繁栄を願って居られる様ですが ギャル神輿も悪くないですけど
ミスいとはん・こいさんコンテスト何てのが有れば楽しいだろうなぁって昔懐かしんで思っています
船場言葉は大阪弁の標準語と思う私ですしね そんな場所には其れに相応しい美人姉妹が居るに決まってる!なんです
格調高い近代建築に着物似合う長い髪やお下げ髪の美人さんが案内して呉れたり笑顔見せて呉れたりしたらこら愉しいでしょう☆
誤解無い様にお断りして置きますが是には助平心がこれっぽっちも入って居りませんからね 本当です!本当ですってば ニコニコ♪