花さかじいさん.一寸法師.そして桃太郎です 私が本を読みだしたスタートは此処からでした♪
小学生に成るまでとっかえひかっえぼろぼろに成るまで読んでいたようです
親父が浪曲.講談が好きで昔話の代わりに立川文庫に出てきそうな話や戦国武将、清水次郎長、怪談話など
毎晩ねだり目を輝かせて聞いたものです
絵本卒業した後は童話でした
今うろ覚えなのは“フランダースの犬”“森は生きている”を夢中で読んだ事ぐらいですけど
どんな話だったかもうすっかり忘れています
でも忘れないのはジュール、ベルヌの未知の世界の話でした
アンデルセンもグリムも宮沢賢治も読んだのですけどすっかり忘れてしまっています
子供が出来なかったので若い頃に子供に読み聞かせるって事は無かったのです
所がこの年に成ってからちょくちょく童話を読み返しだしました
昔懐かしむそんな年かなと苦笑してますが読み出すとドッコイ違うのですね!
子供の頃はそのストーリーの面白さに引かれて読んでいただけでしたが
童話ってのは人生訓や道徳や人間を皮肉るそんなものが一杯です
私が読んだ三冊の絵本だって良く見りゃサクセスストーリーです
そんな当時はこうして生きれば将来立派な人間になれますよってやんわり教えていたのじゃ無いかと思うのです
賢治の童話にしても星の王子様にしてもグリムでも醜い大人をからかっている気にさえ成ります
比喩に満ちた文章は子供に言い聞かせるより自分自身に刃物を突きつけられている感じさえします
だから今読んでも面白いのだと思うのです
昔やったいろは歌留多なんて遊びを通して子供に諺を引用し生き方の教育をしたのじゃ無いかと思われる位です
童話でもそうだったのでしょう
私自身 親父から講談や浪曲の話ばかり聞いていましたから義理や人情や冒険に生きる事叩き込まれたようなものです
まっ其れが親が子に施した教育なんでしょうね
私に子供居れば矢張り同じ事したんじゃないかと思います
アハハハ 義理と人情を教え込むかもしれません
世界の七不思議の話やシンドバットが出て来る千夜一夜物語やギリシャ神話で外国に憧れる子供に育てていたかもしれません
今時の童話どんなだか知りませんし親が子供にどんな話をしているのかも知りません
しかし 最近の映画で童話っぽい映画沢山出て来てますがあれは子供用じゃなくそんな童話を聞いた
大人が昔を懐かしみ見ているような気がします
それとも子供の時童話を読みも読んで貰いもせず過した大人が今其れをやっているのでしょうか?
今の子供はもうTVでしょうし アトムやドラえもんが絵本なのでしょう?
親が子供にどれだけの話を聞かせているのでしょう?
TVやゲームに熱中する子供増えたのは親が教える事をTVに任せてしまったからでしょうか
判りませんけど親が子供に伝えなくちゃいけないこと途切れているのじゃないかなぁ何ちゃって思う訳です
学校の先生を攻撃するお人増えました 先生も反省しなくちゃいけないこと多々あるでしょ
でも一番振り返って反省しないといけないのは絵本も読み聞かせない親じゃないかと思うんですけどね
そんな折 子供に絵本読んでやってるボランティアしてる人尊敬しちゃいます
何人かの子供に生涯忘れぬ思い植え付けているかもしれません 其れは凄い事です
それにしても最近日記が完全に人に読んで貰う為の物となり其れもなんだか説教染みてきました
意見の発表じゃ無いんだからちと方向がずれてきたようです 是は反省してます!
イラストは大人の為の大人用の絵本の感覚で自分の為に描いていたのですですけどね
が、良く見てみりゃ大人子供の為の大人子供用の臭い絵も結構有るのに気が付きました
私の柄では有りません
アハハ ハテナのブログに移行してちょい身構えてしまったようです
道徳やお説教はそれなりのお人に任し私ゃ私の目指すもの描いて喜んでいましょ♪
其れが良い其れが良いと言いました マルッ!