其処からなぜか小浜の壬生狂言へ☆

先日京都の同志社大学クラーク記念館を見に行った日記を書きましたが
その折 京都の街散策し四条司家総本部なる建物見たと記載しました
建物は変哲も無い小さな町屋だったのですけど其の名前と玄関横に飾ってあった一枚の大津絵に興味を持ったのです


四条司家・・・?何処かで聞いた名前と思っていたのですが思い出せません
没落公家?刀鍛冶?まぁ余り興味も無かったので其のままにしておきました
所が一昨日 リンク元に四条司家が有ったのです★
私が忘れていた名前から何方かが私の日記を見て下さった?アハハ 是がネットの検索の面白い所です
今度は私が其のリンク先を訪ねて見ました♪


はいはい もうそれはふんだんに四条司家の事が書いてある サイトでした
日本料理の総元締め?四条流包丁道を伝承している本家家元?でした
TVか何かで包丁式という料理の作法を儀式化したそんな番組を過去に見ていた 記憶蘇りました☆
平安時代に四条中納言 藤原山蔭(824〜888)という人が光孝天皇に命ぜられ新式の包丁式と言う料理作法を定めた事に由来するのだそうです
私が見たのはクラッシックな衣装に烏帽子をつけ包丁と真魚箸(まなばし)と言う串みたいなもので鯛を手で触れずに調理する・・・そんな物でした
日本料理まで作法にしちゃう如何にも日本人らしい精神だと苦笑して見た覚えあります


日本料理は中国から伝来の料理法を日本風に改めて発展したと有ります
平安の頃公家たちの贅沢趣味がそんな作法を生んだのかもしれません
それが連綿として今日まで到ったのでしょ
鎌倉時代には武家御家人が正月に将軍に料理を献上する儀式があり室町に成って将軍を迎え宴席を設けるに到って本膳料理となったのだそうです
禅宗と共に精進料理が持ち込まれたようです
江戸時代始めには茶の湯からお茶を愉しむ為の料理として懐石料理が・・
宴会などで酒を嗜む為の料理として会席料理が盛んに成ったと有りました


その昔、海から遠い京都では魚が新鮮な物手に入れ難いため野菜中心の料理となり特に豆腐や湯葉が多く食されたのだとか
豆腐や湯葉の旨みを引き出すために薄味が好まれたのだそうです
魚も鰊など乾燥した物を煮て味付けたそうです


ガハハ 成る程 京都に湯豆腐や湯葉料理多いのが判りました
京野菜が珍重されるのも 鰊蕎麦やとろろ汁が名物なのも 
アハハ 四条司家から京料理のアウトライン掴む事出来ました
京都に平八茶屋なる本膳料理食べさせるお店があるそうです 
いえ!ビンボーな私なんぞ行けるお店では有りませんが此処にとろろ汁が名物としてあるのだそうです


それで思い出したのですけど 以前見た壬生狂言の題目に山端とろろと言うものが有りました
是がなんと この平八茶屋に来た客と其の晩入ってきた泥棒の話だったのだそうです

で、もう一つ思い出しました 
二条城の近くに神仙苑と言う場所があって此処でも壬生狂言していたのですけどちょいと優雅なお店が有ったのです
是が平八と言う名前のお店でした 関係有るのかどうか知りませんが何か皆繋がっている様に思えます
勿論此処もビンボーな私 食事出来る店では有りませんが不思議な縁あるなぁと思った次第です


本膳料理ってのは過去に2度食べたことが有るのです アハハ自慢してますが京都じゃ有りません
高山の老舗 州さき と言うお店です それは美味しゅう御座いました 
同じ高山の角正と言うお店では是又美味な懐石食べた事有るんです エヘン!
しかし何時の日に成るか判りませんが 其の平八茶屋なる京料理専門のお店で “キット 食べてやるんだぞ〜〜”と固い決意した次第です♪


で、で、今度は壬生狂言の日記のリンクから福井の小浜和久里と言う所で7年毎に奉納の壬生狂言有ると知りました
壬生では見られない演目も有ると聞きました “カンデンデン〜”今度は小浜で聞いてやろうと今から楽しみにしてます☆
それが今年です 4月に有るそうです 
小浜と言えば・・・・今や時の街です 『おばま〜 カンジン閑人〜〜あんひとたちゃ〜〜♪・・・・』ありゃ?ちと違ったか♪
何時なのか調べて是は是非とも行かなくては♪


不思議に思うのです 過去に私が見聞きした事が約束されていたみたいに何か一本の線で結ばれている?何かの縁が在るのじゃ?と感じています
アハハ 私が勝手に結び付けているだけの事かも知れません しかし誰かに手招きされて只動かされているそんな気がするのです 
其のスタートは全て京都です 私にとって京都は不思議な魅力持つ街です 
だから 京都に憧れているのかも知れません ニコッ♪