覚悟は出来た!それ以上の判らぬ未来に悩むのは愚!

                 日記朗読リンク

私の母は平成10年に90歳で亡くなりました 
何処と言ってそう悪い所も無かったのですが事情有って金沢の病院に入院している時でした
以前の日記は断片的にしか書いていませんから全部仮に読まれたとしても時間的な繋がりは判り難いと思います
私メ この一年前辺りにアルコール依存症の様な飲酒をして支離滅裂★睡眠時間は毎日3時間余りでした 
良くそれで持ったものだと不思議ですが異常は色んな形で現れました 是の原因が甲状腺機能障害の所為か如何か判りませんけど★
母と二人暮しでしたがとても母の面倒を見られる状態では無かったのです


事情が有って母が入院と書きましたが自分がアルコール依存症の治療と言うか情緒不安定の治療で病院へ入院する始末 
シャー無しに母を介護施設へと思ったのです でも民間のそれは高額ですし満杯で入所も出来ず止むを得ず医大の病院へ入院 
そう何処と言って悪い所有った訳で有りませんが高齢ですし足腰も弱っています 
惚けは左程じゃ有りませんがまぁ入院資格は?事欠きませんでした
姉が私メ入院している間だけでも預かると言ってくれたのですけど姉も体調不良 それに母が嫌がって断ったのです


元々そう酒を好きだと言うのでもなく何か知りませんがハイな気分が酒を飲ませた そう感じています
3ヶ月病院入院していましたが退院後は以前と同様酒などそう欲しくは有りません 精神的な事が酒に走らせたのでしょうか?
でも そんな自分に嫌気も差し地元では体裁悪くて居たたまれません で、大阪へ来たって訳です★
もう建築の仕事もやりたくない気分でした かと言って55歳近く成る身ですしね
そう仕事が有る訳じゃ有りません 然し職も決まり落ち着いたら母を呼んで同居をと思っていたのです


結局 又建築屋に勤める事にしたのですが短期間に2度変わり落ち着きません
住んでいたマンションの近くの工務店社長が是非当社へってお誘いを受けその会社に移籍 
やっと落ちついたから母を呼ぼうとしていた矢先何処と言って悪い所無かった母が急死です
もう自分自身が情けなくて号泣する始末でした 母から受けた大きな愛って言うか気持ちに何一つ報いる事が出来なかった 
それが申し訳ないと言うか出来なかった自分のだらしなさに悔しさ一杯だったのです 懺悔にも成らない想いです★


親の面倒は子供が見る!それを当然と考えていましたが結果としてそれが出来なかった事に今でも慙愧の想いを抱いています●
その時 自分の生き様・死に様を考えた最初だったかも知れません それまではまともに考えた事も無かったのです 
自分や母の入院で何れ自分が死を迎える時如何有るべきか?一応は思い巡らせたのです アハッそれも中途半端にでしたけど★


PC覚えてインターネットに入って1年後位でしょうか東京の若い主婦の方とメールなど致しました
この人のモットーが『愉しくなくっちゃ人生じゃない』でした この言葉が目から鱗だったのです
私メ今まで只流されて生きて来た様に思っていましたしね 
面白いってのは個人差有る事でしょうけど自分が感ずる面白さ見つければ良いだけの話です
以来 死ぬ間際『ああ 生きて来て良かったなぁ♪』そう思えるような生き方しようと心に決めました


でも 惚けたり寝たきりに成ったら如何生きるるか?是は避けていたのです
地震が起きたらどんな対処をすべきか? 一般的な知識として事前に心構えはして置かなくちゃいけないと思います
地震起きたら津波の襲来予想して人差し置いてでも高台へ逃げる 東北の何処かではそんな教えが昔から有ったそうですが
それさえ忘れていたと思われるお人も居られ2年前の津波でも逃げ遅れて多くの人が犠牲に成りました
しかし実際に起きてもいない事を悩むのもアホ見たいな話です 明日の事・未来の事誰も判りません
惚けない様、寝たきりに成らないよう検査もし健康には注意する 後はそう成らない事期待するしか手が有りません


私メ もう結構やりたい事やって生きてきましたし毎日を愉しく生きていると感じていますので生きる事に執着していません
惚けて来たとは感じますがままそれは年並みの事 
未だ認知症でも有りませんし腕は動き悪いですが介護を必要としている訳でも有りません 
それ以上の判らない未来に思い悩むのは屁だと感じています その状態に成った時の気持ちの整理と決意は姉や姪に伝えて有ります 
尊厳死に関しては私が決める事じゃ有りません 日本の法律がそれを今は禁止ですが個人的には有っても良いかと思っています 
だからと言って認知症や寝たきり老人に死ねとか殺したら何て絶対思いませんが◎


その昔有った映画『世界残酷物語』と『ソイレント・グリーン』を引き合いにして
言葉足らずですが惚け老人・寝たきり老人は何故生きるかの私の想いは明日の最終回にして置こうかと♪ ゴメン☆