2018・06・09 土 曇一時小雨（北京地方）25.0度 14：00現在
胡同のホテルも今夜一晩限り 明日はホテル移動だ このホテルは清の頃の宦官屋敷跡なんだそうである
四合院作りとか言って中庭を中心に4つの棟が東西南北に取り囲むように建っているのだそうだ
道路側が使用人とか来客のゾーン 奥まった所が主人の部屋 左右が其の子供達夫婦が住むのが一般的なんだとか
宦官に子供如何して出来るのか不思議だがそんな人も居たかも知れないが普通の宮廷の役人達が住んでいたのであろう
8大胡同なんてのが有って其処は宮廷に用事が有る人が順番を待つ為の宿泊施設も有って色街に成っていたとか
だからそんな所は主に宦官の人が内職兼ねて旅館や飯屋や女郎屋を経営していたのかもだ？
大阪の飛田を紹介するガイドブック無い様に今じゃ北京観光の目玉に成るような街だ
今でも胡散臭い場所有ったとしても紹介なんてして無い でもきっと売春窟は今でも存在するのじゃと、思っている
韓国でもキーセンと呼ばれる人を何十人も顔見世させ気に行った女性をホテルへ派遣し何を何するそんな段取りするそんな場所も有った
30年ほど前は中国へ日本人大挙して売春ツアーで押しかけ顰蹙を買って居た事思い出した
中国故宮には3000人とも言われる女性が侍り皇帝は単なるセックスマシーン そんな国柄じゃ其処に仕える役人や宦官がそれを見習い
怪しげな商売していたとしても何も不思議じゃない 共産党支配に成っても伝統は守られているかもだ
京都に5箇所の花街有るのもその昔京都に宮中有ってＢ級貴族やビンボー公家がわんさか居てそんな連中の遊び場じゃなかったかと思ってんだ
だから胡同の胡散臭い雰囲気や長江・黄河のデルタ地帯に存在した古鎮と呼ばれる老街は一種独特の怪しげな匂いするのではないかと♪
私の事だから40年も前なら好奇心ギラギラで探訪に勤しんだだろうに 今の様に一寸歩いて顎出している様じゃ様にも成らないけど★
四合院建築なんて道路からは閉鎖性一杯で赤色の門と泥色の塀で無関係な他人シャットアウトして置きながら開放感有る中庭と部屋は
酒池肉林のパーティでもやったら実に似合いそう アールエロ建築の極みで無いかと邪推してんだ
あははは 変な先入観を与えて置いて胡同の通りや細い路地を見せるとキンキラの服着た口紅だけは真っ赤の女性が今にも飛び出して
其処のハンサムなお兄ちゃん〜寄ってらっしゃいよ〜〜声掛けそうな気がしないか☆
てな妄想している場合じゃ無かった 今日は街出て雨でも降られりゃ困ると北京美術館の見学を中心にする行動を予定した
北京美術館は東四と言う地下鉄駅から近い 中国美術館とも名前が書いてある紹介も有ったから有名な建物だろ
誰に聞いても知っているに決っていると楽観していた 駅まで行って出口いい加減に選んで外に出た
大学生風の男の子が居たので場所を尋ねた この駅から500ｍ位の場所にこんな美術館が有ると思うが右へ行くのか左へ行くのか？
中国の大学生は皆さんスマホ持っている 仮に知らないでも検索と地図で一発で判るだろ
案の定彼も其の建物の場所知らないようだったがスマホで検索してくれた
お礼を言ってその方向へ歩き出したのだけど 彼もスマホ見ながら一緒に歩いてくる 『もう判りますよ有難う・・・』
1人で大丈夫の意思表示をしたのだが50ｍほど一緒に歩いてくれて突然笑顔でこっちの方向で正解だと嬉しそうにそう言ったように感じた
えっ？それまで判らずに私に道教えた？なんじゃろかと思いながら笑顔見せながら彼は反対側に消えて行った
疲れた足引き摺って歩き始めた 500ｍじゃタクシーだって言い顔しない距離だ 所が行けどもそんな建物が無い
大きな工事中の建物有ってそれと思ったが良く見れば外観写真とは違うし 看板には何とか酒店近日オープンの文字が・・・どうもホテル改装？
教えて呉れた子の態度思い出し 店をしている人に再度尋ねたら 反対側で距離は1.2ｋｍだと言う
怪しいと思ってもう1人別の人に聞くと矢張り同じ答が・・・最初に教えた子が全く逆方向教えたのだ んもう〜〜〜★
一度に体がヘナヘナ〜〜 さっきよりもっとしんどい思いしながら引き返した 結局2ｋｍの道歩かされてやっと美術館に▼
如何にも中国らしい雰囲気の外観で堂々とした建物だ 土曜日だけど観覧客はそう姿見えず写真右側の入口は人が7〜8人並んでいるだけだった
今日は中国の日展みたいな感じで若手の人のコンクールが開催されている様だった
人並んでいるのから有料かと思えば入場するのに身分証明書提示しないといけないのだそうだ
中国は汽車の切符も美術館も如何でもイイけど何で身分証提示？・・・いやいけない！私パスポートホテルに置いて来たままだ
一生懸命受付で説明するとじゃ違う他の身分証は無いかと尋ねている様に思った 言葉判らないからそう忖度したのだ★
日本の運転免許証持ってるけどそれでもイイかと聞けばまぁしゃーねぇから許すの暖かい気持ちをまた忖度し笑顔で入場した
是で入館拒否なら ホテルへ戻り一日不貞寝して様と思っていたほどだった★
元気な時でも美術展見学なんて結構疲れるものだ なんせ歩く距離が半端じゃない ましてや疲労困憊の今回は30分見て15分の休憩
見学者多くなかったからまだ楽だったが日本の人気展覧会の様なら美術鑑賞より肉体訓練している様な物だったに違いない
兎に角100％名前も知らない人の絵を時間掛けてゆっくり眺めてきた 中国の画家とは言えそれは達者な絵に感心していた
笑ったのが裸婦の絵は皆無だった 何百枚の絵が展示してあっても只の一枚のヌード無いんだからね
その癖 軍人が誰かと格闘している様な絵があったりジェット戦闘機のパイロットが笑って記念撮影風な絵はちゃんと有るんだ
私なんて糞な政治家のチンコ絵描いたりしてて結構いい加減だけど今に日本も中国の様にヌード一枚無い国に成っちゃうのかねぇ？
日本人より絵は上手じゃないかと思いながらも複雑な気持ちで絵を眺めてきた フラフラになりながら★
余り繁華街を歩くの好きじゃないけど北京行って観光スポット何処も行かないじゃそれも情け無い
北京では一番の王府井って商店街へ行ってみる事にした 欧州有名ブランドの店並ぶ所だが面白くも何とも無い
雨降った後で通りのベンチは濡れていて座れないしベーカリーの店でパンと珈琲で通る人ぼんやり眺めながら体休めていた
4時頃と時間少し早いがもう見たいと思う所も無く（そうでもないのだけど体の疲労との勝負で負けただけの話・・・ハァ〜）
ホテル近くの3日間行きつけのレストランで食事 これまた行きつけのマッサージ店で体揉んで貰って帰り又しても沈没爆睡★
