私自身死について深く考える方ではない
死んだら如何成るんだろう？何て考えた事も無い
30歳前に高所から落下して死んでも可笑しくない目に合った
縁有って未だに元気で居られる事を喜んでは居るが別に明日死んでも構わないって気が強い
毎日多くの人が色んなケースで亡くなるのを見てもそれが私の死とは全く違う世界の話で自分の死とは結びつかないのだ
私自身87歳で息引き取る積りしていて其れは決まった事のように思っているからだ
この年まで生きていれば今までにもかなりの人の死を見て来た
病気で亡くなる人も居れば事故でなくなった人もいた 自殺だって身近で見たことがある
囲碁をしていて目の前で亡くなった友達もいた 蜘蛛膜下出血だった
彼は死を全く意識しないで亡くなったのだ 40歳位の時だ
其れは彼にとって幸せな事か如何かは私には判らない
生きていても酷い後遺症に悩まされるかもしれないし回復しても何時再発するかという恐怖感と同居する事になる
今度は彼は死を何時も意識して生きていく事になったろう
亡くなった彼女はそれは元気な人だった その彼女が死を覚悟したのは亡くなる一ヶ月位前だった
（実は長い日記を書いたのだが まだ思い温かくって省略）
意識しないで死を迎える人 覚悟して身の回りきちんと片付け無心で逝く人 苦しみもがいて恐怖一杯で逝く人
生に執着し未練一杯で逝く人 恐怖に耐えかねて自ら生を終わらせる人
様々な状況で人は死を迎える
私自身は他人事のようにしか死を見てないし身の回りきちんともして無いけど何時死んでも良いと覚悟だけはしている
でも出来る事なら死を意識するのはああいい人生だったなぁと思った直後で有って欲しいと願っている
其れが87歳の夏の天気の良い午後の事だ
その1 健康そのもので鼻歌歌いながらスキップして歩いている最中パタッと前のめりに倒れるのだ
その２ 大好きな色っぽい女性と何を何している最中 桃色の靄が辺りを包み女性の断末魔の嬌声聞き行きながらパタッと逝くのだ
私の死への認識は今は是だけしかない その時の気分でどちらかにしようと思っている
どだ？厳粛にして荘厳な死生観だろ♪
その瞬間を体験する為に今を大事に生きて居なくちゃ駄目なのだ
満足な死を迎えたいと思ったら愉しい満足をしてる現在が無いと駄目なんだ
過ぎ去ったさっきはもう振り返っていてはいけないのだ
今現在をニコニコしていなくちゃいけないのだ
フフフ 最近なんだか人間が出来てきたかな？それとも惚けが極度に進行してきたのかな？
マッどっちでも良い そう決めたんだからそう生きていく マルッ
