天気はそう良くないのですけど休日家に居るってのが癪で出掛けて来ました
長い間絵を見てません
兵庫県立美術館でムンク展やってますのでそれを見に行ったのです
私は実は彼の絵をそう評価してません
今まで何度か彼の作品や展覧会見てますが感動ってには程遠い絵です
不安や焦燥を描ける作家と持て囃されているようですが 画風はどう見ても稚拙に思えます
ガハハ 何も判らない私がそんな批評すること自体がおこがましいですけどどうも好きに成れません
写実的に描いたから綺麗に描いたからと言って感動とは無縁ですけど私には彼の絵から伝わる何物もありません
所が展覧会は若い人で一杯です 其の人達にはすんなり受け入れられているのでしょうね?
カオスの時代にあって彼の絵は若い衆の感覚にフィットするのかも知れません
私が今時の若い人が歌う歌を其の良ささっぱり理解出来ない無いのと同じ事なのでしょう
不安、狂気、嫉妬・・・ガハハ何だか如何にも現代にマッチしそうです★
メランコリーな時代にあって彼の絵はそれそのものって感じがするからです
彼は自分を装飾の画家と位置付けていたようですが はてな?でした
マッ 見たよ・・・だけの絵ッだった気がします
彼の絵を見ていてふと思ったのですけど 私より少し前のお人は都々逸の良さ判る人も多いでしょ
勿論私と同年代でも都々逸の意味深さ理解する人いらっしゃるかもしれませんがぐっとその数減ってる筈です
何故なら余り馴染み無いからです
馴染み無いと言えば昔の落語に良く出てくる廓話 是も余り聞かなくなりました
廓の存在を知っている人が高齢化して今の若い時代には何の事か余り判らないからでしょ
(アッ 大阪別です 大阪にはどう言う訳か廓今でもちゃんと存在してます♪
私の日記でも松島新地や飛田新地の日記は書いた私が驚くほど今でも大ヒットの日記に成っています)
当然です 御用の無いものは淘汰されるのが必然
ファッションヘルスやキャバクラやソープランドじゃ落語のネタにも成りません
その昔流行った新内流しなんて今では皆さん知んないで下水に流しちゃいます
女浄瑠璃ってのが人気だった事も有る時代が有ったそうです
浪曲にしても最早衰退の一途 だってスターが出て来ないのが其の証拠です
伝統芸として細々と長らえて行くのでしょうけど爆発的に復帰なんて先ず有り得ないでしょ
仕方ない事かも知れませんがちょいと寂しい気がします
ハリウッド映画から西部劇が姿消していくのと同じ事なんでしょうね
情緒と人情味が薄れていくような気もしてます だからムンクの絵がワケーシュに人気がある?
アハハ 是はおっさんの杞憂で有ってくれればと思っています★