雑種庶民にとっては如何でもいいけど♪


動物ってのは自分と違う種が近づくだけで警戒します
それだけ過去に自分達と違う別のものが入って危険な目に会った?それを学習したから本能的に身構えるのでしょ
鼠を見れば猫は本能的に彼らを襲います その猫は犬に追われます 
犬猿の仲と言う言葉が有る様にその種族では最初から闘争本能しか生じないのかと思うほどです


人間でもそうなんでしょうか?自分と違い異形の人が現れればその人がどんな種類の人間か判らないから恐怖を感じるのかも知れません
江戸末期 下田沖に現れた黒船や茶髪・金髪の碧眼巨大人間に丁髷姿の地元民腰抜かすほどの衝撃だったでしょうね 
大砲の一発もぶっ放されて漁師小屋の一つも吹っ飛ばされたかも知れません
それは 長州や薩摩の兵が大型の和船で来るのと恐怖感の度合いが違います
自分達と同じ種類の人間ならば同じ様な考え持ってるだろうと思うからでしょ


それでもストレンジャーには相手がどんな人か判るまで身構える 当然の事です
陸続きで他国から人が入り込みやすい地域では馴れも有りますが 
島国日本では友好的な人より何か思惑有って来る人の方が多いから余計に違う種類の人間を本能的に嫌うのかも知れません


子猫を生んだばかりの野良猫の親は人間を極度に警戒します
その子猫が少し大きくなれば親と同じく人間の姿見ただけで逃げ隠れします
馴れ馴れしく近寄って来る子猫なんて先ず居ません 親が教育を身を持って教えているからでしょ♪
我々以上の年代は特にその傾向強いのでは無いかと思います 
本能的に外国人に身構える体質育っているのかも知れません 戦争で外国人に痛めつけられましたからね


私の母は大変信仰心強い人でした 石動か小矢部のある寺院のお坊さんが遥々私んちまでお参りに来てくれてました
母がそのお坊さんを偉いお坊さんと尊敬していてそのお寺にも良く行ってましたしお参りにも着て貰っていたのです 
護摩木を燃やしたり釜鳴りなんてのを見た事有りますから天台のお坊さんだったかも
若い時で覚えていません
そのお坊さんの息子さんが高校生位だったか絵の上手い子で画家志望 フランスへ留学したいと言っていたのだそうです
所がそのお坊さんは大反対 将来自分の寺を継がせ坊主にと思っていたのかも知れません
でもそれ以上の理由が有ったのです 
子供がフランスへ行って帰国の折フランス人の娘とハーフの子供でも連れて帰って来られると困る と言うのです
代々続いた家系に外国人の血が入るなど持っての他!その可能性有る事は絶対許さん!
子供の嫁さんは日本人で無いと駄目!それも由緒ある家柄で無いと不可だと言うのです


私は 外人コンプレックスの塊 まして何故かブロンド女性に強烈な憧憬持ってますしね
そう言うチャンス有らば絶対逃す物かぁ〜ってタイプですから余計にそのお坊さんの考えに驚いたのです
尤も そのお坊さんだけでなく保守的な田舎の人は外国人を警戒の目で見てますし 黒人や韓国人を偏見の蔑む目で見る人も多かったです
今日本で部落民と言われる人のルーツは豊臣秀吉が朝鮮から連れて来た獣皮等加工する人と聞いた事有ります 
今ではそう差別見られませんが私の子供の頃歴然としてそれが有り結婚の身元調査に入っていた位です


詰り 民族的意識強く他の血が入る事好まない人が保守的風土では特に顕著!そう言う事だったのでしょ
系図が何代も先の祖先が判る家が血統的に良家?そう言う風潮なんですかね?
その連綿と続いた系図にある日突然横文字が入り込む 其れが許され無いのかも知れません
昔の北欧の王家なんてのは政略結婚で他国の王妃を嫁にするなんてざらですけど島国日本じゃ無理!
アハっ それが島国根性?歴史有る家系は特にその思い強かったのかも知れません


貴族・華族と言われる華麗なる一族は国産品じゃ無いと駄目?
今では庶民の間ではそれも薄れ混血であれ雑種であれそう問題にする事無いでしょうけどね 
皇室を始め旧皇族華族ではそう言う風習は根強いのでしょうね
皇室が平民と言われる階層から嫁さん貰ったのは美智子さんが最初だったのですかね?
是から先皇太子がハーバートへ留学!巨大IT産業の令嬢や美人モデルと大恋愛して・・・
アハハそうなると日本全体が大きく変化するでしょうけどね☆


国粋主義で凝り固まった人は大反対のお節介するでしょうねぇ★
でも日本も其れ位の度量の大きな国に成りそれで世界平和に貢献出来るなら素晴らしいと思いますけど◎
サラブレットの血統が最終的に多大の利益を得る為の物とすれば 
人間の血統も或る意味それの保持は眼に見えなくて大きな利益が期待出来るからでしょうからですかねぇ? 
所詮私の様な3代先の先祖も碌に知らない雑種には無関係な話ですけど パタッ★