目立たぬ様に〜はしゃがぬ様に〜☆

曇 23度 21:00現在
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美術館等で連れに絵画作品の解説しだす人は何回も見ています
大抵おっさんやおにーちゃんが連れの彼女に自慢げに話すってのが多いです
中には其れに飽き足らず無関係な一般の人に聞こえる様に声を大にして何てのも珍しく有りません
知識を披露して連れに尊敬の目で見られる事に自己満足に浸るのでしょうけど関係無い他人への披露は聞くほうが疲労します
本当か如何かも判らない話『聞きとう無い〜聞きとう無い〜〜』です 知りたけりゃ図録成り解説書を買えば済む事ですしね
こんなのが喋りだすと私なんかむかついてその場を離れます 学芸員の解説を聞くのとは訳が違います
未だ美術展の様に自分が移動出来るものなら其処から逃避しそのお節介野郎が居なくなってから又元の絵に戻れば済む事です


本当は画家の事やその絵の見所 絵が描かれた経緯等知っていれば鑑賞しても面白さ違うのでしょう
でも一つ覚えりゃ三つ忘れる私では画家の名前さえ覚えられません 一週間もすれば長い外国人画家の名前なんて綺麗さっぱりです
そりゃ好きな絵の作家は覚えていますが有名画家を全部知ろう何てそんな事思っても出来ません そう熱心でもないですしね
誰が描いたか判らなくても私が感ずるいい絵なら人の解説無くても注目はして仕舞います♪


未だ美術館は絵を見る事が主ですから雑音有っても我慢出来ます 聞きたく無けりゃ逃げれば其れまでですしね
所が劇場などで座って何かを見ている時 是をやられると困っちゃいます
芝居でも音楽でも舞踊でも噺でもそうですけど音が重要なポイントなのにその時自慢げな奴が隣の人に喋りだす 是に参っちゃうのです
小声でも実にウザイ物です でも其れを平気でやる奴も結構居るのです 
一昨日見て来た舞楽の会場で2組の解説者が隣の女性に喋りだしたんです 怒鳴りつけてやろうかと思いましたがまぁ我慢の子でした


あんな物はそう若い人好むって物でも無さそうですがいい年した親父が若い女性に得意げに解説ですからね
そんなに自慢したけりゃホテルにでも連れ込んだ後で何時間でも喋ってろって思っちゃいます
もう一組 ご夫婦の感じでしたが写真撮影に身を乗り出しフラッシュバチバチ焚いています 禁止されていたのですけどね
今度はその奥さんらしき人が旦那に撮影のアドバイスし始めました もう白けるのもいい所 物を見るマナーが成っていません
まぁデジカメ普及してから爺婆カメラマン無茶苦茶増えて人の迷惑顧みず我が物顔で撮り捲くるってのも目立ちます


感動して歓声を上げるのと行って帰ってくる違い有るのですけど判っちゃいませんね
ホールで有る噺で馬鹿みたいに大声で笑う人が居ます 
そんなにけたたましく笑う場面でもないのですけど通を気取りたい気持ち其れが垣間見えるのです
是にも白けちゃいます 寄席なんかでもう可笑しくて涙流しながら笑っている人とは天地の差が有ります


向こう側の人は観客に感動や驚きを与える事に一生懸命で目だってなんぼの世界でしょう
だけど こっち側の観客は目立たぬ様にはしゃがぬ様に感動や感激や笑いを素直に表す 是が本物って気がします
踊りだしたり走り出したり大声上げるのは野球場か競馬場でやって欲しいものです それならピッタリ ねぇ〜♪
何故か最近其の目立ちたがりが多くなった気がします 素直じゃねぇなぁ〜★って偏屈本性丸出しの爺も増えたんですかね?パタッ★