忘れられないほろ苦い想い出

2014・01・26 日 曇 14,0度 15:00現在
                  日記朗読リンク

日記見て頂いた検索のリンク元に若狭壬生狂言何て有って懐かしくて逆に辿って見た
何年前だったか若狭まで其処で行われている壬生狂言をわざわざ見に行った事が有るのだ♪
今年の4月に其れが又開催されるらしい 確か7年毎にやるって記憶がある
って、事は私が以前見た時期は7年も前?そうか!もうそんなに成るのか☆
今年は多分旅行を計画しているから無理だ★残念!


私が壬生狂言に興味を持った原因ってのが訳有りなんだ♪私にはほろ苦い思い出とセットで壬生狂言が有る
昔懐かしむ爺の戯言を又呟いて見たい☆以前にも何回か書いているんだ 年寄りってっしつこいもんよ!


発端はもう10年以上にも成る・・・と、遠い目〜〜♪
近代建築を見る事に興味を覚えたのは15年に成るか?最初は大阪の街からがスタートだった
煉瓦造や石造の洋館建ての見て回った 古い町並み見るってのも道を歩くのも愉しみだった
何処に何が有るかも知らず徘徊と称して知らない街を歩いて見たいを始めてその途中でそんな建物を発見するのが愉しみだった
大阪を網羅した訳でも無かったが近場の街にも触手を伸ばした 持って来いの場所が有った・・其れが京都だ♪


千年の古都で神社仏閣の古い建物は多いのは勿論知っていたがそっちの方は余り興味無し 所が京都には近代建築もワンサカ有る☆
一時期面白い事は京都に有り!って思うほど 良く出掛けた 行く度に何か見つけられたし☆
其れが縁で一人の女性をNETで知った 是は腐るほど日記に書いたから割愛!その直後の事だ
この彼女は料亭の女将さんだったがそのお店を継いだお人から教えられたのが壬生狂言だったのだ
そのお人は壬生寺狂言の保存会に何か関係有った人?笛を教えておられたか?衣装の着付けを担当して居られたか?そんなお人だった
凡そ能・狂言何て興味を持っては居なかったが見たこと無い物は一度は見て置かなくっちゃと壬生寺へ行った訳よ♪


確か5月の連休で何日か連続して公演していた時じゃなかったかと思う♪
踊りとも無言劇と思える割と単調なそれで居て1時間も掛かるショー?だった 鐘と太鼓と笛の伴奏!是が素晴らしいと感じた
嵌って仕舞った!京都には壬生寺の他に同じ様な狂言をやっている所が3箇所有る 二条神仙園・嵯峨野清涼寺・千本閻魔堂だ♪
皆見て回った♪そして其処の何処かで若狭小浜の和久利って所でも壬生狂言?が有ると知ったのだ 勿論行ったとも☆
其れが2008年4月14日の事だった 寒い日でねぇ 震えながら其れを見たのだ
京都の狂言と少し違って如何にも田舎の民族芸能って気がしたが其れが返って味が有って微笑んで見ていた でも余りに寒過ぎ★
早々に退散と言う羽目に陥ったけど★遂こないだと思ったのにもう7年!時の速さに唖然としている


寒さに震えながら狂言見て退散した後小浜の町ブラブラしたんだけど前述のほろ苦い想い出ってのを思い出したって訳
亡くなった彼女ってのがクルーザーを持っていて小浜に係留していたんだそうだ
小浜港へも行ったし港で船見ていた時 その彼女が元気な時この場所に居たんだろうなってセンチな気分で偲んでいた
壬生狂言を知ったのは直接その彼女には無関係だけど その人の縁で後を継いだ人から壬生狂言を教えられそして小浜へ
そこで又亡くなった彼女の面影に邂逅!何だか一本の線を手繰って居る気に成った♪


その彼女のお店の板長さんにそげさんと呼んでいた人がいらっしゃった 
どんな人か知らないが彼女の口から古武士の様な人を思い描いていた 奥さんと一緒にお店で彼女の片腕として活躍だったとか
彼女の訃報を聞いたのも その奥さんから教えて貰ったんだ 物凄いショックだった 
彼女は沖縄の病院に入院していたのだが其処で亡くなった 其れ聞いて絶対沖縄まで行こうと飛行機の時間まで調べたほどだ
だけど 沖縄の何処の病院かも聞いていなかった アホだねぇ 私って何時も是だ 抜けている●
彼女は遺言めいた日記まで書いていたのに病人の気弱が其れを書かせていると気にもしなかった
病気治ったら一緒に成ろうと思っていた人だ 亡くなった事が信じられない気がした


でも 如何悔やんでいても嘆いても如何し様も無い事 すっぱり諦めようそう思ったのだ くよくよしたって如何なる物でも無い★
自分自身にそう言い聞かせたんだ 暫くしてそげさんの奥さんから連絡有ったが実にそっけなくもう忘れる!って宣言した
『何と言う薄情な奴だ』そう思われただろう 本当は違うんだけどね 泣きたい気持ち振り払う積りだったし泣き言言いたくなかった
私の人生は番組途中!これからも生きている間は生きなくちゃ成らないし 是から先又誰かを知って好きに成るかもしれない 
そんな私の思いが上手く伝えられなかったのじゃ無いかと今に成って思っている 
そげさんご夫婦はその後 熊本へ行かれお店を出されたとか 後を継いだ人とは今では疎遠に成って仕舞った


そして私!彼女の思い出引き摺って行く事はしないぞって思いながら長い紐引き摺ってその先に彼女が掴まっている★
アハッ 私には過ぎた女性と感じている そして今までのその間に付き合った人も居るが彼女への思い抱いて付き合うのってのも苦痛!
その人とも重ねた手を自分から滑らせて離す感じで疎遠に成ってしまったしね 
壬生狂言って文字見る度にほろ苦い思いが滲み出してくる アハハハ 諦め悪いんだね やっぱ私って中途半端?
長い日記に成った 年寄りが昔懐かしむしつこい話を長々と★ゴメン でもまぁ偶にはいいかもって私だけがそう思っている ニコニコ♪