でも日記は淀屋辰五郎☆


寝苦しかったのか 快眠だったのか引っ越して始めて夢を見ました

いや何時も見てるのでしょうけど殆ど覚えていません

其れが今朝方見たものは実に鮮明なんです

夢の話なんてものはちっとも面白く有りませんから省略ですけど疲れているのかも知れません

でも良い夢を見るときは体調が良いのかと思うのです


今朝方の夢も前半良くて後半ガタガタ アハハあまりイイ夢じゃ無いようです

尤も 起きている時でも妄想ばかりしておりますから夢見てるようなものです


最近滅多に小説読まないのですけど今淀屋辰五郎と言う大阪の豪商だった人の小説に夢中です

大阪は財閥を排出した街ですけどこの淀屋ってのは桁違いのお金持ちだった人です

豊臣秀吉の頃が初代で徳川綱吉の時代まで5代続き2代目より5代目まで辰五郎の名で呼ばれました

商人ですが大名に金を貸しそのトータルが現在の通貨にして120兆円という当時全世界中でも

屈指の富豪です

その力に恐れを為した幕府によって闕所(けっしょ)と言う取り潰しに遭った一族です

所があまり聞きません 

大阪では有名人だったのか知りませんが私なんか何も知りませんでした


落語に『雁風呂』という話があるのですけどその中でチラリ出てきます

歌舞伎では5代目の話が上演される事も有ると言う事ですが其れも色恋沙汰の話みたいだそうです

先日来 淀川遡行してまして度々目にしたのです

マッ 関西の人ですから京,大阪中心に足跡あって当然ですけど私が彼方此方歩いて感心した場所や人物がみな関わっているのです

八幡の岩清水八幡宮,橋本,伏見,京都,堺,大阪中の島,守口に面影残る文禄堤,そして京街道

まるで淀屋辰五郎の断片を拾い集める為に訪ね歩いた気がします

島原の角屋.祇園の一力.枚方の鍵屋,三十石舟,伏見寺田屋・・・・

関わる人たちも又華々しい歴史上の人物ばかりです


大阪にこんな凄い人が居たとは知りませんでした

淀川何の気なしに歩いてみて到達した地点のような気がして居ます

其れを又ずっと追い続けた作者の新山通江と言う人にも感心してました

ネットで検索しても淀屋辰五郎で出て来るのはほんの数枚の歌舞伎役者の浮世絵だけ

実にミステリアスな人物です

アハハ まだ当分糸を引きそうです♪

淀屋が密かに活躍した鳥取県倉吉・・・是非行って見たい町に成りました☆