天もカイカイはそも堪らず★


2〜3日続いた小雨模様の天気も回復し休日とあってまたそこらうろつきたい気分です
寒さ残ってますが昨日出かけて来ました
先日日記に書きました大阪中央区平野町にある湯木美術館って所に行ってこようと思ったのです
船場吉兆の本店も見ておきたいと^^;
アハハ 今回の疑惑とは何の関係もありません 
超高級料亭の佇まいどんな物かとかと興味があるだけの話
決して野次馬根性じゃ在りません 
戦禍を免れた道修町近辺は行く度に何か発見出来る大阪でも特にお気に入りのエリアです
其処に吉兆の本店が有ると知りその建物を見たのか見て無いのか不明でした


北浜,今橋,道修町高麗橋,平野町・・・京街道の大阪側起点です
其れが戦災から逃れたのだから古い豪壮な建物が結構残っているのです
今写真掲載している綿業会館も備後町というこの辺りの町です


で、その吉兆本店が今度の偽造事件でこの地に有ると知ったのです
有りました 高麗橋に♪其れが何とそのお隣に何度も見に来た煉瓦造の瀟洒なレストランWADAや大阪キリスト教会が有ったのです
そっちに気を取られていて吉兆も何度も見て居る筈なんですけど気が付きませんでした


建物は木造2階建ての町屋造りです 外壁や軒裏に漆喰を塗った如何にも老舗らしい佇まいの建物でした
入り口も実にさり気無い物で竹製の犬矢来が両側に設置してあります
一枚の看板と30cm控えた玄関の袖壁に表札が一枚 暖簾でも無ければ料亭とは思えないような建物です
アハハ 粋と言えば粋な造りです


でもその看板見て苦笑でした 『真之味学  自吉兆』><;
表札には住所と 湯木貞一それに奥さんでしょうか女性の名前が併記されてました
湯木貞一と言う人が創業者だったんでしょ もう故人じゃなかったかと?
湯木美術館はやはりその湯木貞一さんのコレクション展示した美術館でした
今まで数度訪れた事有りますがそんなものだとは全然知りませんし
陶磁器や古文書は私の趣味では有りませんから余り真剣に見てなかったのです
其処も普段ならオープンしているのですけど休館中の新しい紙が張ってありました


マッ 老舗とは言え後継者が真っ当な事しないと存続難しいのでしょうけど
バイト先の食堂で見たTVでの吉兆の女将とその息子の釈明にこすっからい御寮さんとアホボン見ている気に成りましたもん
一度落した信用の回復は至難です
空々しい釈明会見は一層窮地に陥ったのでは無いかと思わされました
真之味学ぶと自分に言い聞かせて一代を築いた創業者の精神が全く無視されてこの有様ですから果して如何成るのやら?


御堂筋の銀杏は葉を殆ど落としぎんなんの実は歩道で人に押し潰されて悪臭を放っていました
マッ 銀杏は来年に成れば新しい緑を回復させたわわに銀杏をつけるでしょうが♪
それにしても 吉兆は其処までしないとやっていけない時代だったのか嘘を付いてもっと利益上げたのかったのか?
吉兆の玄関先は北風特に強く吹いているようで塵舞い上がっていました
どんなに落ち目に成ろうと人間嘘付いて生きて行くのは愚策だと改めて感じ悄然として帰って来た次第です★