人を褒める事もムツカシ時代★


人を褒めていれば全て丸く収まる・・・昔は極当たり前の事のように思えました
人間人から貶されるより褒めて貰って悪い気する人はそりゃ数少ないでしょ♪
又褒める人をも世間は好感持って見ますから人を褒めてりゃ自分も誰かに褒められる そんな期待も無しとは言えないでしょ☆
ですから自分が信奉する人や尊敬する人だけじゃなく敵対する人の良い所を褒めれば度量の大きな人?だったんでしょうね
褒める所が余り無くても何か探し出して褒める 貶すだけ貶して最後にチラリと何かを褒める
是も 効果的で敵をも褒める出来た人と世間から褒められる 自分の評価を上げるテクニックの一つです♪



尤も褒め殺しと言って言葉はでは褒めているんですけど過度な褒め言葉で本音は馬鹿にしてる何てのもあります
是に味を占め 逆に大多数の人が褒めているにも関らずその人を違う視点から見て苦言を呈する そんな逆も有りでした◎
まぁ 人を中傷するより褒めて居れば回りまわって自分も褒められ四方八方丸く収まって目出度し目出度し♪
ちょいと昔は其れが又日本人の美徳の様に言われてましたしね



所が社会機構が複雑に成ればそんな甘っちょろい事ばっかりが通用するとは限らなく成った様に思います★
シャンシャンと手を叩いていれば波風立ちませんが本音を隠して建前だけの空ろな物に成ります
其れが堅固だと思っていたものが地震の時ちょいと大地が揺れると液状化した土地に成って実に頼りない地盤に早変わりです
ですから今は褒めるべき所は褒める 批判すべき所は正々堂々と胸を張って意見を述べる
こっちの方がいいのだってんで何でもかんでも褒めるのはそれで何か利益を得ようとするさもしい根性の人間と思われるほど?
単純に褒める事さえムツカシ時代です★



人を褒めるのは何も言葉だけじゃ有りません
賞賛の方法で尤もポピュラーなのは拍手でしょ 拍手と言うのは手を打つ方も其れを聞く人も何か言い知れぬ感動が沸き起こります
言葉よりももっと強烈な褒め・・・なんでしょうかねぇ◎
昔 府中競馬場で名前忘れましたがある重賞レースで本命馬が見事勝利収めたとき10万人以上の人が大拍手で体が熱くなった記憶在ります
コンサートや演劇などでその演技に対する賞賛の拍手やカーテンコールの拍手でもドキドキしますもんね



祇園の芸者さんが舞いを巧みに踊られた人へ拍子木を打ち鳴らす そんな方法も有ると聞きました 
坂田藤十郎さんが襲名の時は祇園芸者さんが手打ち式と言って拍子木をまるで芸のように打ったんだそうです 嗚呼これは一度でいいから見て置きたいものです♪
酒場で飲んでる人が誰か褒めるのにビールジョッキをテーブルに打つのも粋ですし
映画なんかでは囚人が仲間の賞賛に檻の金属棒を叩くなんてのもカッコイイ♪
言葉じゃ無いから尚イイのかも知れません 
私 以前に『ナバロンの要塞』と言う映画を見てラストシーンで
ナバロンの大砲を爆破した兵達に通過する艦船が霧笛をを鳴らして賞賛するあのシーンに大感激した事が在ります



何でこんな事を書いたかと言うと実は逆なんですけど政府の普天間基地移転の件で沖縄の人達の反対集会で大ブーイングを見て思ったからです
沖縄がアメリカの統治から日本へ返還された時は沖縄のみならず日本国民が絶賛の大拍手をしたのに・・・♪



オリンピックで日本の選手が金メダル取った 日本の科学者がノーベル賞を取った 其れは喜びで拍手します
でも 最近政治や社会的な出来事で褒めたり大拍手をするって事が段々少なくなってしまいました
彼方此方から聞こえるのは反対や非難のブーイングばかりです 
世の中が複雑に成ったから?・・・政治家が国や国民の事ほったらかしで自分の利益や党の利益の事しか考えていないから?
最近 人を褒める事が少なく成りました あはは文句やブツブツばかり言ってます★
一度でいいからどんな事でもいいから感激の涙流しながら手が痛くなるほどの大拍手やってみたい・・・本当にそう思います☆