是で東京に馬鹿にされないだろう ニコニコ♪

2014・11・01 土  曇  20.5度 17:00現在


近代建築を尋ね歩く事に喜び持っている私ですが個々の建物の歴史的経緯とか設計者とか割りと無関心です
建築史を勉強されている方は建物一つ見ても実に詳細に調べて居られます
折角見て歩くのですから其処までやれば本物なんでしょうけど根がミーハーな私ですからアッこれ何となく感じいいなぁ〜♪それで終了★
同じ物を見ても藤森輝信さんとは大違いです★尤も彼らはそれで飯喰っているプロ!違って当たり前なんでしょうけど◎
後から彼がそれらの建物の事を詳細に書いた本を読んで『フムフム成る程〜〜♪』と思うのですがそんな物どうせ直ぐ忘れちゃいますしね● 
後で思い出すのはあの建物見に行った時イイ女が居たなぁとかヘロヘロで疲れ取る為に入ったレストランのビールが旨かったなぁ〜位です


その私が造幣局の泉布観の事だけを詳しく書いて見ようかと思う事自体がちょいとばかり今までとは違っています
その訳は 日本最古の洋風建築物が大阪に有るんだぞ〜〜の御国自慢をしているからです
東京の近代建築に関しては建築度素人のお人にも拘らず私より深い観察力でその建物を紹介し
日本を代表する建築物ばかりと糞生意気な事抜かすもんですから大阪馬鹿にされた気分で辛抱堪らん思いを抱いていたのです
僻み根性強くて東京が何ぼのもんじゃい〜!何時もそんな気持ちで居るから余計です★
ですから大阪文化財保存担当者のそっくり受け売りで有ろうと大阪にある日本最古の洋風建築物紹介してザマミロ!参ったかァ〜って言って見たいじゃ有りませんか!
大阪人に比べれば田舎人多数居る東京なんて屁だろがと地域対抗心を沸々と漲らせているのです★



さてその泉布観(せんぷかん)ですがアイルランド出身の技師と言うか技術者のウォートルスと言う方が設計されたレンガ造2階建ての建物です
建築の専門家でも無かった見たいです 造幣局の貨幣製造・それらに付随する機械設備・化学工業など多方面に知識を持ったお人だった様です
欧米の最新技術を積極的に取り入れようとした明治政府は非常に高額な報酬で外国人技術者を導入したそうです
一人で何役もこなせる人が居ればそれはメリット有ります ウォートルスと言うお人はそんな万能選手?だったのですかね
東京銀座のレンガ街もこの後設計されているそうです それが切っ掛けで日本の近代建築の幕開けに成ったんでしょうね 多分?

建物はコテコテした装飾も少なく実にシンプルな物です コロニアル方式の建物だそうです コロニアル方式って何じゃ〜〜 アハッ知りませんでした★
コロニアルってのは元々植民地を示す英語のコロニー・スペイン語のコロニアの形容詞形で植民地のと言う意味だそうです
日本建築史では一般的に外国人が建設した住宅の一タイプを言うのだそうです 外周にベランダ・バルコニーを廻らせた西洋館!
長崎のグラバー邸や神戸の山手に集中する異人館と呼ばれる建物がそうで バルコニーコロニアル方式とでも言うのでしょうか?
陽射しと通風に配慮した建築様式が起源と言われているそうです チートも知りませんでした ゴメン!


レンガ造ですが肝心のレンガが日本には有りませんからレンガ工場から作ったのですかね タイル何手のも有りませんからイギリスから輸入です
高く付いたのでしょう タイルは一階通路土間と暖炉周りに少し使って有るだけです バルコニー床や居室床にタイルを模様をペンキで描いて有りました
未だ寄木フロアなんて考えても居なかったのですかね 内装や装飾に金を掛け出したのはそれから数年後の鹿鳴館建設頃からだそうです
民間人の西洋風邸宅で豪勢な物多く見ましたが何と言っても極めつけは赤阪迎賓館♪是に尽きるでしょ☆笑っちゃう位のコテコテですもん◎
照明器具にしても当時はガス灯 建築用のガラスなんてのは明治初めにあったのでしょうか?アハハ解説にも成りませんね 重ね重ねゴメン!
そのレンガですが今の様にセメントやモルタルが無く砂に漆喰を混ぜてそれ積み上げたのだそうです ですから今では接着力皆無だそうです
5月にスペイン旅行してレンガ造の建物壊した物見ましたが良くこんな物でレンガがくっついていたなぁって物でした それと同じなんですかね
国宝に成らないのはもし国宝に指定して地震の大きな奴で簡単に崩壊しては具合悪いから修復方法見つけて修復した後で無いと無理だからですかね?


一から十まで品物も無いような状態での西洋建築ですから輸入品も多く職人さんも何も知らないでしょうしね 職人も外国人だったのですかね
大阪の冬は寒いですから部屋には暖炉が有りますが是は全部輸入だそうです 只 カーテンは大阪の川島重兵衛成る人が製作したとか
川島さんって内装材では老舗川島織物の先代のお人?如何か知りませんがそのカーテンを今新調すると全部で5000万円では効かないとか★
建設当時のカーテンが今でも掛けて有りました もうボロボロ!触るとばらばらになりそうでした
壁クロスは一部の部屋で新しい物に変えられている感じでしたが 多くの部屋は昔のままでした?幅も50cm程度で内緒で触ってみたら下地からぶかぶかです
間仕切り壁もレンガでしょうし漆喰でも塗ってその上にクロスを張ったのですかね それとも木軸下地?でもベニヤ板なんて無かったでしょうしね★
頂いた資料には建築物の規模は一切記載して有りませんが精々で延べ面積5〜600㎡程度でしょ 一体建築費幾ら掛かったんでしょうか?
アハッ 金貨自分ちで作ればお金の心配は要らない?アハハハそんなバナナですね★


結局 私には判らない事だらけですが修復した折に建築史専門の大学の先生も立ち会って居られるでしょうし重文ですから文化庁の担当官も監修されているでしょう
一日掛けてでもそんな苦労話や工法の説明をまたして頂く機会も有るかもです その折には是非とも参加したいものだと思い馳せておりました
それは兎も角 日本での西洋建築の原点は大阪だ〜い!是で東京のお友達にもう大きな事は言わせないぞとミーハーでしたが満足して帰って来ました ギャハハハ〜♪