TOPの素質って?

2015・04・15 水 雨後曇 18.5度 16:00現在

世の中には何でもそうでしょうけど 共同でする仕事ってのはメインと言うか核に成る人と其れを引き立てる脇役又はサブが必要じゃ無いかと感じています
何か良く判らないけど魅力有って大勢の人に人気有る人が居て もう1人同じ様なタイプの人が加わったら其れが上手く行くかと言うとそうじゃ無い気がします
事業にしても 芸能にしても 文化にしても 多分政治にしてもそうでしょ
1人で出来る物なら如何って事無いですけど 二人以上の人が集まればリーダーは其のグループからも周りからも人気有る人 是に尽きるのじゃないかと
まぁ 実力も知識も手腕も有る人がTOPに成るのが普通ですが何かの事情でそう大した人でも無いと思われる人がTOPなんて事も良く有ります
実績や人気 其れをずっと維持出来るかどうかは サブに成る人が実力有りカバーする事がどれだけ力出すかそれに尽きると思っています♪


2人でやる事なら漫才がいい例です 
最近は漫才余り見た事有りませんからどんな人達が人気かも良く知りませんし笑いの質も少し変わって来た様に感じています
ズット以前はボケと突っ込みって役割分担が明確でした 実際は如何か知りませんが確り者の突込みに対し少し抜けたボケとのやり取りが笑いを誘う
こんなスタイルが一般的でした 其のコンビが息ピッタリなら大爆笑です ボケ役の芸の巧みさが人気を左右したと思うほどです
所が チョッと前の漫才はボケと突っ込みが逆転した感じです 突っ込み役の人がどっちかと言うと頼りない人が演じ確り者のボケ役が主導権取り出し始めます
世相風刺・社会批判なんてのがネタに入り込んで来ましたからニヤリとする笑いとか苦笑する感じの笑いになり大爆笑ってのが少なく成った気がします


落語でもそうですが 昔は与太郎何て何処か天然ボケの人物が登場しましたが今では与太郎さんが出る噺なんて滅多に有りません
他愛ない噺の笑いからちょいとばかり複雑な笑いが受ける時代に成ったかと思うほどです 
本来なら確り者の突っ込み役がボケて只頷いていれば面白いってな感じです 昔と違って明らかにリーダーが逆転です
そんな確り者のボケ役のお人が漫才から離れ皮肉な口調で社会時評までする時代に変化です 


実業界は如何か?アハハ 良く判りません そんな世界に全く縁無い私ですしね
確り者の創業者が居て事業を繁栄・拡大して行ったのは間違いないでしょうけど
後発の企業がそれに追い付き追い越すには其のリーダーがもっと実力有る人じゃ無いと先ず至難の事でしょう
同じやり方をしていたのでは何時まで経っても二番煎じ 其処其処まで行っても覇王には成れそうも有りません
経営の神様と称された松下幸之助さんは零細だった松下商店を世界の松下にしました
東芝。三菱が後を追い電気製品では世界を独占していた感があったG・Eを脅かす程に成りました
もう 其の分野では後発の企業では太刀打ち出来ない感じさえ有りましたがどっこいSONYが登場です


井深大盛田昭夫と言う両巨頭がテープレコーダーを作っていた零細の会社を世界に通用する会社にまで成長させました
松下とは全く異質 リーダーとサブリーダーが是ほど名を売った会社ってのは珍しい位です
アップル・マイクロソフト 今や押しも押されもせぬ世界のTOP企業ですがスタートはSONYを彷彿とさせるそんな会社に見えます
創業のお人は其れは有名ですが名前こそそう表立っては居ませんがサブの人が実に確り者です
世の中が複雑多様な時代ではオールマイティなリーダーでは賄い切れないのかなぁ〜?・・なんて思っています


中国・戦国や春秋の頃の王はそう切れ者でも無くても行動力も実行力も有る人でしたが其れを補佐する参謀は切れ者ばかりです
孫子と言われる孫武孫臏は呉や斉の参謀でした 今では王より有名な位です
ハイ!さて近頃の日本の政治は?・・・・・・言うのも疲れます★やめとこ・・っと●パタッ!