ふと我に返る為の帰郷?

2016・08・26 金 曇一時雨(加賀地方) 29.5度 16:00現在

田舎へ帰省 兼ねて懸案だった墓地の撤去ともう半ば廃屋に成った実家の撤去の事を具体的に進めようと思った事が一つ
もう一つは子供の頃から一度は見たいと思っていた隣町動橋(いぶりはし)のぐず焼き祭を見たいと思ったのだ
子供居ない私としては自分の死後墓を誰かに看て貰うってのがどうも気に成る 近い親戚と言えば姉と日頃全く交流無い兄だけ
姉には姪っ子が居るがそんな姉の子に墓守をして貰うのも苦痛 姉も年だし姪っ子は子供の時から体の具合も悪く未だ未婚だ★
元々 魂や神の存在信じていない私だし木村家も私の代で断絶だし先祖を如何こうって気持ちも実に希薄
今の内に処分して置いた方がいいのではとかねがね思っていたのだ 


同級生の友達も年齢から来る衰えで体調不良の奴も増えてそう元気な姿が続くとも思えない アハッ勿論私も含めてだ
両親の想い出も友人の想い出も惚けない間に脳に再インプットして置けばそれでイイカと思っている
出来る事なら私の事も彼等の想い出の一つとして彼等の脳の片隅にあればそれでいい♪
墓の撤去か?祭を見たいからか?姉や友人に未だ惚けが酷くなって居ない私の顔見世する為に田舎へ行くのか判らないけど何でもいい♪


心残りを一寸でも減らして置きたい・・その為の帰省だった 加賀平野ではお米の駆り入れも始まっていた
ドンドン過疎化し寂れて行く姉の居る大聖寺や片山津の街並みに寂しさを感じながら感慨深い物有った
近年何度か田舎へ戻っているが白山を見る機会に恵まれず残念な思いしているが果たして今回は故郷の名山白山の勇姿を見られるか?
姉の耳が急激に遠くなって元々耳の悪い私との会話は頓珍漢な言葉のやり取りで姪っ子が通訳すると言う珍妙な光景★
歩行困難な姉と姪っ子を見て憂鬱だったがまま思ったよりは元気で恒例の姉のお説教も皆無 ホッとした一日目を過ごせた ニコッ♪