田舎の隣町動橋のぐず焼き祭♪初めて見たけどこいつは面白い祭りだった☆

2016・08・27 土 雨後曇 (加賀地方) 29.0度 15:00現在
お目当ての動橋町(いぶりはし)ぐず焼き祭ってのを見て来ました
子供の頃から一度は見てみたいと思っていたローカルな祭です その昔国鉄時代は加賀温泉郷に行く為の玄関口の様な町で
山代・山中へ行く電車と片山津温泉へ行く電車が有り結構乗降客の多い動橋駅でしたが加賀温泉駅が出来、全くのローカル駅に成ってしまいました
地元産業と言ってもそう目立ったものは有りません ですからその地区の町の住民を総合計しても4000人足らずの町です
観客もそう多くも有りませんが 祭に参加する子供達やワケー衆ーが意外に多くて驚いた程です


ぐずって川魚ははぜの仲間だそうですが形の割りに実に美味だった記憶有ります
祭の起源は此処宮の森って所に池があり化けぐずが居て毎年8月27日に現れ村中を暴れまわったとか 
大己貴之神ってそれをお人が退治し喜んだ村人が祭りとして残した・・そんな伝説が残っているそうです


さて 雨も降らず神社境内には大小併せて7〜8基のぐずが待機させて有りました 是はワケー衆が担ぐメインの化けぐずです

祭で引き回した後はこの神社まで戻り全部燃やして仕舞うのだそうです ですから毎年大きさや色・形が違うそうです
骨組みは木か竹で電飾などし紙や布で張りぼてにするのでしょうか?重量が1ton何て案内に有りましたがワケー衆が少ないですから
結構重労働です 奥の方に子供用の子ぐずも勢ぞろいです

少し薄暗くなった18時30分頃スタートです 出る所見ていせんでしたが神主のお払いでも有ったのですかね?
黄色の法被は如何にも青年団のワケー衆という感じです お酒も入っているのか元気一杯 街中を練り歩きます
赤の法被は少しオールドのワケー衆?割と静かで落ち着いた感じでぐずも一寸小ぶり担ぎ手もやや少なめです


その後に子供達が担ぐ子ぐずが続きます 以前は子供用のもの無かったそうですがよちよち歩きの子供から小学生高学年まででしょうか
5〜6基の神輿が?出ていました 持論ですが子供の参加しない祭に発展は無い!そう固く思っていますので之だけ多くの子供が参加すれば
他の町の祭寂れても動橋は安泰?子供もその親達も相当意気込み違いますしね 今は他の町から見物に来る祭りでも有りませんが
何れメジャーな祭りに成るかもです☆それでも道歩いていたら後ろから追い抜いて行った女高生らしき子が『こんばんは〜』って挨拶してくれました
おう〜流石加賀の女高生は出来てる〜♪と『地元の人なの?』って問えば山代から態々見に来たのだそうです アハハぐず焼き祭りの将来は明るい〜〜です

先ず子供達のぐずが動橋では比較的大きな広場駅前広場に到着で一度に賑やかに成ります
孫や子供の声援に街中の人が集まったのじゃと思われる人出でそれは活気付いてきました 掛け声はわっしょいですが盛り上がっていました

子供達が駅前広場に集合して動き回っている間ワケー衆達は子供が終るまで少し離れた場所で待機です
もう練り歩いて相当疲れも出て来たのでしょ 御酒等がぶ飲みで相当出来あがって待機中も大騒ぎです
アハッ その昔私も田舎青年団員らしく菖蒲神輿担ぐ時酒呑んで騒いでいた頃を思い出して苦笑いしていました

子供達が広場から姿消せば黄色と赤の法被のワケー衆ぐずが暴れまわります 酒も入って元気一杯黄色のワケー衆が赤のぐずに体当たりするなど
祭りは最高潮 之を撮影したかったのですが電池切れで撮影出来ず見るだけに留めました この後神社まで戻ってぐずを焼き それから輪踊が
始まるそうです そんなのは余り興味も無く電車の都合も有って早めに帰還です 
そう大きな町では有りませんが折角来たのだから何か目ぼしい建物でも無いかと歩き回り一寸お疲れです
橋本酒造・『大日盛』って酒造の建物が有りましたがフラッシュも届かず一寸粋な建物でしたが之も撮影出来ませんでした
各家の前には武者絵を描いた提灯が一対有りましたが関西ではこんな物は滅多に見かけない物 物は序で載せて置きます
まぁ 珍しい祭やっと見られてご機嫌でした ニコニコ♪