大阪に鴻池と言う財閥が有ったのは知っていたが何で財を成したか何てのは皆目知らなかった
先日 ある人との雑談で其の鴻池の話が出た
落語“三十石”にもチラリ鴻池が出てくるし 上方落語には鴻池の犬と言う噺もあるからどんな一族かと
興味を持った
元は伊丹で酒造業を営んでいたそうだ
1625年頃に大阪で海運業を始め大名の蔵物をも取り扱うようになり業績を拡大
両替商をして大名貸しで着々と豪商の地位を築いて行った様だ
取り潰された淀屋と同じ頃の時代?
JR片町線に鴻池新田と言う駅名がある
其処に鴻池新田会所という屋敷が残っているのだそうだ
で、糞暑い最中 其処まで行って其の会所跡を見て来たって訳だ
大和川が例年氾濫し川の付け替え工事を鴻池が請け負ったらしい
徳川幕府に金が無かったからだろう
そこで莫大な土地を鴻池が手中にし管理する事になる
1703年に会所が建設されたそうだが鴻池本家は大阪今橋に拠点があり鴻池新田は番頭にでも見させていたのだろう
マッ 政府に金の力で取り入って利権手中にした見本みたいだ
本屋や蔵の幾つが重文に指定されている 確かに立派な物だけど鴻池本家には利益生む一分野
本隊では無さそうな感じだった
それが判ると一辺に興味失って重文の建物も“見たよ!”で終了
大阪鴻池の屋敷跡一部に出来た 大阪美術倶楽部なる組織に興味が移り変わっちゃった
今度はそっち見てこようと想ってる
マッ 如何でも良いんだけど話の種だ 話の種!好奇心持ってるだけ未だましかと想う程度
それにしても今日も暑い日だった 明日は海にでも入浴に行くかな アッちゃう海水浴だ♪