無理はしちゃいけない●

快適に暑い夏過ごそうと私が今日選んだものは理想的だったんだけど調子に乗りすぎた
家に帰ったのが夜8時 日記書こうとしたのだけどもうフラフラ
日記上げるのは今日中か深夜 少し寝ます ゴメン!



大阪 今日も暑くなるだろうと思っていた
安上がりで糞暑い快適な夏の過ごし方 昨日から何か無いかと一生懸命模索していた
家には居たくない 冷房はやだ 金を掛けない 私にはこの三つの大命題がある ムツカシのだ★
後残ってるのは プールへ行く 銭湯へ行く 川遊びに行く 海水浴に行く 滝に打たれに行く
北の方か高い山に登る 其れ位しか思いつかない
後は番外として心も身体も冷たい女を抱く ドライアイスを金玉にぶら下げて置く こんな所だろ
これらの選択肢の中からチョイスしたのは例年恒例の滝涼・・・是に決定!


以前 京都東山の山麓歩いて見て滝が有る所は何箇所か知っているんだけど
でも私の知っている所は何処かのお寺の境内で如何にも修行場って感じの物ばかり
水浴びするってのは失礼に成る様な所 例年行ってる南禅寺の裏側 
最勝院の更に裏山にある駒が滝ってのは修行場には違いないんだけど人も少なく水浴びしていても平気 其処に決定!
京阪三条で降りて南禅寺までは歩き 暑いけど少し汗ばんでいた方が滝涼には持って来いだしね


到着後 パンツ一枚に成って早速水浴び開始だ 
所が今年は例年に無く水量が多い 今まで3回着てると思うが常なら馬がおしっこしてる程度の水量
今年は馬3頭分の量なんだ 直接頭から水浴びれば水圧で頭殴られるような勢い
水も冷たいし以前は何分か水浴び出来たんだけど物の10秒も無理
でも効果覿面 其の10秒間ですっかり身体冷えて気持ちのイイのって何の♪
木漏れ日差す岩の上に座って今度は身体温めるって訳 まるで座禅しているような感じで陽だまりに座っているんだ


聞えるのは滝の水が岩の床に当たる音とせせらぎの音と時折無く野鳥の声と虫の羽音
それに私の呼吸音と耳鳴り音だけ 他の音ってのは何も無し♪ 
時折 物珍しげに外国人観光客来るけど怪しげな親父がぽつねんとパンツ一枚の裸で座っているのだから
不気味さ感じて近くまで来ないしね 10秒水浴びして20分位身体乾かすのを三セット
すっかり身体も冷えて気持ちいいしねぇ 
足の裏の角質化した皮膚を指でこすって綺麗さっぱりにしてみたり 
タオルで身体の垢こすったりでこっちの方も一生懸命やったからマッサージ効果も出て身体軽く成る様な心地するんだ


昨日甲子園で焼いた腕は半分やけど状態 腕腫れ上がっちゃってカッカしてるんだけどそれも冷やすからいい気分だしね
水浴び10秒を3回だけど 一時間以上岩に座っていた事になる 
すっかり余裕出てこの水って上でどうなってるんだろう?って思ったんだ
持って来た着替えの間パンツに穿き替え身なり整えると上を見に行ったんだ
谷川に成っていてそれを集めパイプで滝として落として居たんだ 水は綺麗で飲めそう 何せ其の上には山だけだし湧き水だからね
もう少し上がると 哲学の道へ降りる山道と大文字山へ行く山道の分岐になる
大文字山ってのは銀閣寺の裏山と言うのは知っていたしそう高い山でも無いし南禅寺から銀閣寺までは
2度位歩いてるしね 大した時間も掛からないだろうと大文字コースを行く事にしたんだ


今頃 ハイキングなんてする物好きも少ないと思ったからなんだけど 是が大間違い!
結構 険しい岩場の道で両手も使わないと上れないような所もあるしね
この日の井手達は昨日と全く同じ 流石にビーチ草履って事は無いけどスニーカーじゃなく革靴だしね
簡単に考えていたんだけど大きな誤りだと感じたのがもう手遅れ 是からが実に酷いものに成っちゃった
何せ 水も食べるものも一切無し 暫くして気が付いたんだけど朝も昼も食事してなかった
腹は減るは 喉は渇くは道は急勾配 仕舞いには歩くのもやっと 20m上って5分休憩 そんな状態だからね


多寡がこんな低い山と軽視したのが大間違い 老人の山岳事故多いってのは私の様なアホ居るからだとつくづく感じた
地図も持っていないから判らないけど距離的には5km位だろ いや〜その5kmの長い事
自分の足も衰えているのを再確認したしね もう100m以上の山は絶対登らないで置こうと硬く決意したよ
動けなくなって救助隊頼んだ何て事に成ると物笑いの種だしね
思っていたのは 早く下に下りて焼き蕎麦か何かで冷たいビールを飲むことだけ 
あっ比叡山で千日回峰の修行している人はこんな山道毎日40kmも歩いているんだろうな・・・私は絶対無理だなと思ったけど
多分人の3倍位掛かって頂上付近まで行ったのじゃないかと思う
又この道が頂上付近まで下の景色が一切見えないんだ 風有って全行程涼しかったけどね


やっと大文字の火床有る場所まで来た時はホッ この辺りは人も多いしね 
大文字って実際燃えているのは見たこと無いけど火床の大きさが意外と小さく 其の間隔が5m位有るのにびっくり
でも もうそんな事如何でもイイ 降りてビール 是しか頭に無いのだから
流石にこっちは燃料も上げないといけないのだろうし道も整備されている 
運搬用のリフトも有ってこれならそう苦労もせずに物上に上げられるなと
自分が身一つで上がって来るのに必死の思いした事も忘れて偉そうな事言うんだからね 
始末に終えない 其の下りの階段ももう足ガクガクで何度転びそうに成った事か★
やっと下まで下りて銀閣寺の参道に辿り付いた時は泣きたい様な思いだったよ


帰りのバスも電車も完全にグロッキー 家には8時ごろ到着だけどもうバタンQ
自分への教訓『もう山登りは絶対しちゃ駄目だ!』 ちなみに大文字山って標高466mだって・・・466mだよ んもう〜〜嗚呼〜★