奈良少年刑務所へ行って来た♪


奈良少年刑務所へ行って来ました♪私メ刑務所の内部へ入るのは初めてです☆ 
此処は少年刑務所ですから私が犯罪を犯して収監される事に成ったとしても年齢制限の壁に阻まれ絶対入所は無理な場所です
今日と明日は 奈良少年刑務所矯正展と言う催しあって一般人に内部公開されているのです
昨年の9月末頃 煉瓦造のお洒落な建物が有るとネットの友人が教えて下さり其れを見学に行った事が有るのです
外回りしか見ること出来ませんでしたが その折一般公開日がある事を知り一年間待ちました
その公開日ってのが矯正展なのです
受刑者の少年達が職業訓練を受けているのですが彼らが作業で作った物を展示販売しているのです
奈良刑務所だけでは無しに各地の刑務所で作ったものも販売してます


大勢の人が来ておられて驚きました ボランティアの人もそれは沢山です☆ 
私の目的は内部の建物見るだけ 申し訳ないですけど矯正展には余り興味有りません
正門もお洒落ですけど内部の事務所棟が実にカッコイイのです☆
獄舎と言うか受刑者が収容されている建物も煉瓦造の2階建ての倉庫って感じです
鉄格子が窓に取り付けて有るのが一寸違うだけ 良く判りませんでしたが4〜5棟有るようでした


内部も部分的ですが見学させて貰えました
職業訓練棟や獄舎の一つ建物の一番端っこ出入り口から廊下挟んでずらり並んでいる収容室見るだけ
重々しい扉と中央の廊下が広いと感じた事とその廊下の真ん中が2m位の幅で吹き抜けに成っていて上が見えます
飛び降りるのを防ぐ為か吹き抜けにも鋼製のガードがして有ったのが印象深かったです
アメリカの監獄の映画に出てくるものは余りそんな物有りませんし 廊下の幅も2〜3倍はありそうですしね
収容室は全部一人用と言うか 独房です
少年刑務所と成ってますが10代の人は少なく20代前半の若者が殆どだそうです
この刑務所の前に少年鑑別所が有りますから10代の人はそっちの方なんでしょうね


どんな犯罪をしたのか知りませんが満員状態とか青少年の犯罪もやけに多いですしね
受刑者の母親に宛てた手紙のコピーの様な懺悔する文章が展示してあって胸キュンです
中には母親にDVされ転落したような人もいて母親を恨むような物もあり複雑な思いでした


16業種の職業訓練が行われて居る様ですが理容・情報処理・ホームヘルパーが有って時代を感じさせます
出所して犯罪を再度起こせば今度は此処じゃなく違う場所なんでしょうね
一時の迷いと短絡的事件多いのでしょうけど貴重な時間この場所で過ごすのは大きな損失
世間は甘くもないし冷徹な目で見る人も居るでしょうから二度と来る事無いようであって欲しいものです 


建物は1901年(明治34年)に着工 1909年(明治42年)から刑務所として使用しているそうです
司法省営繕部が設計したそうですがその設計者が山下啓次郎と言う人です この人はジャズピアニストの山下洋輔さんのおじいさんだとか 
アハっボランティアのお人が教えて下さいました


もう二度と来る事無いでしょうけどイイ建築物見ること出来たと満足です
この後 法隆寺へバスで行ったのですけど付いた時は5時ちょい前 駅への最終バスが丁度出る所★
門の所まで行ってそのままバスに乗って帰って来ると言うアホ又やってしまいました
ホント 一体何やってんですかねぇ〜〜★パタッ