2015・03・05 木 雨（烏鎮・杭州）5：00 10：00現在
旅行３日目は少し南下して烏鎮・杭州へ移動です 寒い所へ持って来て今日は朝から冷たい雨です
泣きたい位の暗〜〜い気分に苛まれていました 他のお人達は意外に平気そうでしたが って事は私１人がそう感じていただけかもです
バスは暖房も入れて有るのですけどちっとも暖かい気がしません 只管縮こまって寝ているのみでした
事前に旅行先の場所も詳しく調べて行きませんでしたが上海の西北に無錫が有り太湖って湖の東側を蘇州・烏鎮・杭州と粗一直線で南下します
名前位は聞いた事有りますが何の予備知識も有りませんでした
元々は上海の近代建築を見てみたい・・其れだけが目的だったのです フリーで上海だけを何日間歩き回ろうかと思っていた位でした
所がそんな旅行は意外に高くつくのです ４日も居ようものなら食事一切無しでも１人だと６〜７万掛かります
どうせ行くなら他の場所も見てみたいですしね
移動交通費・全食事付きのこのツァーに値段に惚れて仕舞った本来の趣旨から逸脱のビンボー人根性剥き出しの旅行に成ったと言う訳です★
本来なら予備知識を仕入れて置けば旅の面白さ一層増すのでしょうけど其れだと感激が薄れる気がしてどうも馴染めません
ツアー旅行なんて自分の好きな場所行ける訳でも無く興味持った場所に行けなければ無念だけが残りますしね
烏鎮何手のもどんな街か何が有るか皆目知りませんでした 所がこの烏鎮って場所が今回旅行の最高の場所！私にはそう思える素晴らしい所でした
昨日も書いた通りこの上海の西側は揚子江のデルタ地帯の名残か大小無数の湖と言うか池が有るのです
それらを運河で結んでいますから一帯全てが水郷って感じです
水郷何て言うと鄙びた田舎町を思い浮かべますが人口５〜６００万人以上の大都市が連なっていますから運河も物資輸送の水路として中型の船も其れは多いです
所が烏鎮ってのは古色蒼然とした水郷の町並みでジャンクに乗ってのんびり移動すると雰囲気ピッタリの場所でした
昔はいろんな品物の交易の場として栄えた街で多数の商人が訪れ賑わい 財を成した人も多かったのでしょう
広大な屋敷が何棟もあり旅館が運河に面して犇き合っている感じです
京都伏見の中書島と祇園宮川町と５条楽園と泉佐野と彦根や近江八幡を足して割ったそんな街です
建物の規模と形式は違いますがイタリアのベニスかスペインの町並みを彷彿させる場所でした
又 こんな町並み大好きの私ですから一見してベタ惚れのの地だったのです
路地の様な石畳の通路 ２階建て程度の築２００年以上の木造建築物が其れに面しています
東棚景区と西棚景区の地区が有りどちらも観光スポットとして大人気みたいです
此処は下手な文章よりも写真が判り易いでしょ
絵では上手く描く自信有りませんから嫌と言う程見慣れているかも知れませんが写真を上げて置きます
午後は杭州へ向かいました 西湖って比較的小さな湖が市の南側に有りますが糞寒い中遊覧船に乗って湖へ出ました
雨降って曇っていますし景色も碌に見えません 烏鎮が余りに感動的場所だったのでこんな所は屁見たいな物です
ホテルへ行く途中河坊街って観光土産ばかりの商店街に立ち寄りましたが此処も興味薄でした
でも この杭州って所は１３世紀の頃世界最大の都市だった歴史有る所とか 今は人口５５０万の都市です
センター街にはビトンやアルマーニのブランド店が軒連ね一般商店も洗練されていました
交通もそれは激しく渋滞でクラクションの音が彼方此方からヴァンヴァン鳴り響いていました 中国人ってイラチの人多いのですかね
オプションですが何かショーを見せてくれると言うので参加申し込みました 結構な値段ですが前に京劇見て感動した事有りましたから是非是非だったのです
本格的な大劇場ですが地元の人より観光客相手なんでしょうか？中国人の観客が圧倒的でしたけど♪
『西湖の夜』って踊りとサーカスと少林寺拳法と上海雑技団をごちゃ混ぜにした様なショーも無いショーでした 見て損こいた・・・そう思ったほどです
参加者少人数ですので帰りはタクシー２台でホテルに向かいましたがそのタクシーの中でカメラを落としたのです 相も変わらず抜けています
半分諦めて居ましたがガイドがそのタクシーを携帯で呼んだのでガイドに連絡しましたら 何とそのカメラが戻って来たのです
日本でもタクシーの忘れ物なんて余り戻る事少ないと聞いていますが中国で無地手元にカメラ戻った事にチョットした驚きと感動していました
教育や国民性も有るかも知れませんが所詮人柄の問題でしょう
国同士の付き合いは面子やいろんな条件有ってギクシャクしても人と人は一寸した心使いと会話で仲良く成れる！其れを実感出来ました☆
余り現地の人と接する機会有りませんでしたがホテルでもデパートでもレストランでも其れは良い感触受けましたしね
でも 日本語は別にして英語を喋る人が本当に僅かです スペインでは私の拙い英語でも結構意思疎通出来ましたが中国は完全にお手上げでした
ホテルも綺麗な大きな部屋で禁煙なのにちゃんと灰皿とマッチ置いてありご機嫌でした 部屋もちゃんと到着前から暖房入れてありぬくぬくで大満足！
諦めたカメラも戻って実に満ち足りた気分で眠る事出来ました ニコニコ♪
