和歌山県加太町沖合いに有る4つの島を総称して言います だから友が島と言う島は有りませんでした

2017・09・14 木 晴(和歌山地方) 29.5度 13:00現在
天気もまぁまぁ 和歌山の友が島って所に行って来ました
南海和歌山市駅から加太(かだ)線ってのが有りまして30分位走って其の終点の加太って町の沖合いに有る島です
本当は地島沖ノ島虎島・神島って4つの島を纏めて友が島と呼んでいてそんな名前の島が実在している訳では有りません
何が有るかと言うと第二次大戦の時作られた砲台の要塞が有るのです 是が遺産ブームで人気に成り一応無人島ですが人を集めている訳です



何度も和歌山は行っていますから大分前から知ってはいましたが無人島で船が有るのかも詳しく調べていませんでしたが
5月に和歌山市行った時に日帰り出来る事を知り夏に行って見ようと思っていたのです
加太は水も綺麗で海水浴場のビーチも有りますしね 所がそれ以来腰痛に成って行けませんでした
昨日のMSNのニュースで友が島が紹介されていまして徘徊したい気分に火がついて腰痛心配しながらも行け〜〜だったのです


朝7時前に家を出まして 加太に着いたのは10時前 夏場は10時に渡船が有ったのですが今は11時出航でした
沖ノ島って所まで 一日に4〜5本の船が出ているようです この沖ノ島に旧日本軍の砲台要塞が5箇所有ったのです
今は傷みに立ち入り禁止柵などして有りまして実際に見られるのは一番大きな第三砲台跡だけです
この島は淡路島と和歌山の中央付近紀淡瀬戸と言われる所に有ります
本土防衛の拠点として作られたのでしょうか 実際はこんな所まで連合軍の艦船が来た訳で無く訓練以外は砲弾の発射なんて無かったのでしょ
出航まで時間有って食堂で遅い朝飯食べましたが 其処にこの要塞を紹介して居る本有りまして見ていましたが
サーカスでピエロを打ち出す大砲見たいなズングリムックリの大砲の写真が出ていました
映画『ナバロンの要塞』に出て来る砲は大きさも規模も違いますが 感じとしてはあんな雰囲気だったのかと往時を偲んでいました


この紀淡瀬戸は大阪港利用する貨物船やタンカーが引っ切り無しに通り頭上では関空へ着陸する航空機の航路か旅客機が立て続けに飛んでいきます
一応無人島ですけど 夏場だけ営業するのか旅館なども有りましたがぼろっちい民宿の姉さんみたいな物ばかりでした
島は丘のような山があって其処に砲台が設置されていたようです  島には鹿・猪・リスなどの動物や蛇がいるそうです
マムシに注意なんて看板も出ていました リスも鹿も何処からか連れて来た台湾リスと台湾鹿だそうです
島の波止場付近に 一匹リスが居ました 警戒心強くて人が近づこう物ならサッと逃げてしまいます 

砲台跡は傷みに放置で人が入れない様に柵がして有る程でした まぁ其れも壊れ逝く美を感じて悪く有りません
一番大きな第3砲台跡だけは中に実際に入れてまぁそれだけでも郷愁に浸れます 
只懐中電灯を持って行きませんでしたから施設の中に有る通路や部屋は真っ暗で全部見て回るには危険です
携帯の薄暗い灯りだけでトンネル状の通路一本だけ見てきました 観光客は船の定員100名ですから島全体でもそう多くは来ていません
平日でしたが船はほぼ定員で満員状態でしたけど そんな人が島の彼方此方に散らばるのですからまぁ閑散とした感じです
海抜100っ未満の山でしょうが私には高峰です 腰は痛く有りませんでしたハイキングをしている様な物しんどかったです
若い人なら全島見ても2時間程度でしょうけど 私の足では半分見て回っても2時間では無理 
11時の船で帰りは13:30分の船にしようと思っていたのですが15:30分の物に成って仕舞いました
流石に疲れて帰りの電車は殆ど寝ている始末 家に帰っても日記も書く気にならず風呂に入って直ぐ爆酔でした パタッ★



一番海に近い部分に有る第二砲台跡 彼方此方で煉瓦建物が壊れて人が近づける状態では有りません
建物がぽっきり折れて傾いて居ました 是じゃ修理なんてとてもとても 壊れるのに任せて有る感じです

つわものどもの夢の跡って気がします 砲台だけで高射砲のような物は無かったのですかね 大砲なんて艦船相手でしょうけど
飛行機が主役の戦争なのに相手が船?当時の日本軍の勘違いが感じられます 飛行機で空母を全滅させられ其の時点でKO負けだったのでしょう
その後の特攻隊攻撃なんて狂気の沙汰です そして現在 常時発射状態の態勢とっていたとしても敵のミサイル撃ち落すには時間的にまぁ無理
そんな作戦を立てて日本国民の安全と保護が出来る訳無いと思っています 核ミサイル撃ち込まれたら一巻の終わり!
其れの反撃に核ミサイルを?アホの極みです 迎撃ミサイルで敵ミサイルを撃ち落すなんて10回に一度成功するの?是だけ騒いでも日本一発も撃って居ません
外れる事承知で恥しさと恐れているからでしょ まぁ然しそんな物を打ち込ませない事の奔走する 其れが政治だと思うのです
対話もしないで全く役に立たない馬鹿高い兵器の準備だけってのは政治でもなけりゃ賢い人のやる事じゃ無いって気がしますけどねぇ
どんなに屁理屈言おうと 核兵器廃絶に反対した日本政府に本気で日本を救おうとするのかそんな気持ちがちっとも見えて来ません

この島に有った要塞で一番大きく損傷も少ないのが第三砲台跡です 砲座と弾薬庫の通路がトンネル状で連絡し有ってます

弾薬庫から砲座への連絡通路です 砲座の周りは土塁で囲い出来ていますから行けません 地下に通路を作り其処を通って砲座へ行きます

砲座です 中央にサークルが有りますが此処に砲台を据えつけて有ったのです 砲の転回は人力で行っていたようです
こんな砲座が第三砲台では4箇所 詰り8門の大砲が据えられていたのでしょ

弾薬庫や砲弾庫です 上方に有る砲座に砲弾など楊重していたのですかね 砲座通路には楊重孔らしきものが有りました
この部分が何となく遺産だぁ〜〜って感じがする所です

上の写真の突き当りから逆を向いて撮影したもので パンフレットやネットに有る写真の定番です 一番様に成るからでしょ
この写真のように若い女性が眺めていたりすると絵に成ります 
実際は上の方にいる女性が向こう側からこっちを撮りたくて私が消えるの待っていたのでしょ
私も実は向こう側から降りてきて彼女と擦れ違い彼女が消え去るのを待っていたのですけど 中々行かない物だからシャー無しに撮影でした
私が消えた後 彼女がこっち側を写し上の写真と同じような物撮っているのでしょ♪お邪魔虫ziziめと思っていたかもです

弾薬庫内部です フラッシュ炊きましたから内部写真で解りましたが実際は真っ暗で何が有るのか移して見るまで解りません
壁の突き当たりは通路でも有ったのでしょうか?この弾薬自体が奥の方で通路で隣にいけるみたいです

本当はもっと写真有るのですが もう少し無いと全体が解らないかも知れません まぁ興味持って行かれる人の為に残して置きます