高齢者が定番の昔を懐かしみ未来を夢見る戯言を・・・ゴメン！
小学生４〜５年の頃だったでしょうか？ブリキ職人をしていた親父はそれは大人しい性格の人で凡そ商売には向いていない人でした
ですから家は何時も貧乏の極みの有様でした★
確り者の母が裁縫の内職や実家から借り受けた畑や家の周りの空地で野菜など作り食生活の足しにしている有様だったのです
何時も貧乏を目の当たりに見ていましたから将来は私が確り働いて両親に楽な暮らしをさせたい 其れが夢だったのです
『100階建てのビルを作る！親父やお袋はそのビルの好きな所に住めばいい』そんな事を何時も公言していました
空想や誇大妄想の素質はそんな頃から有ったのかも知れません●
其れを成し遂げるには如何すればいいかなんて考えもなしに描いた夢だけを只喋っていたのです
着実に自分の基礎を固め底辺を大きくして積み上げる・・そんな事一切思いません
一攫千金しか思わないそんな子供でした
始皇帝に成ってやる！埋蔵金か金鉱か石油を見つける！沈没船の金塊引き上げる！大泥棒に成る！株買って大儲けをするｅｔｃ
結構偉人と言われる人や事業で成功した人の伝記めいた本も読んだのですけど目は波乱万丈の生き方をする人ばかりに集中し
コツコツ地位固めをするなんてお人の事は辛気臭い事してたんだなぁって傲慢とも思える白い目で見る始末です★
其れが子供の時は勿論大人に成っても大金持ちに成る努力皆無です
勉強や知識の吸収が金持ちに成る基本だと言う事さえも思い付きませんでした
人間は何の為に生きるか？・・・大金持ちに成る事でした じゃ大金持ちに成ったら如何する？
親父とお袋に美味い物を好きな時に好きなだけ食べさせ 寒くも暑くも無い快適な部屋に住まわせ
お洒落な服を着て貰ってＴＶ見ていて貰う それだけ！後は何も思わなかったのです★
小金持ちや金持ちじゃ駄目なんです 大金持ちじゃ無くてはいけません
学者や芸術家や技術者なんてその道で一人者としても今で言う負け組み だからそう尊敬するって事も無かったのです
自分の性格が判って来たのは青年期の頃 親父同様凡そ事業に向いている人間じゃ無いと判って来ました
成功者と言われる人は一途な努力と才能とそして先を見る目 其れが無いと先ず成功しません
中途半端・だらしない性格・飽き性・頭脳も才能も先見る目も不足所か有るのは旺盛な好奇心とお喋りと一寸自慢ですが記憶力の鋭かった事だけです
空想・妄想する事もそれは旺盛でした★そんな私だから大金持ちなんて絶対無理！
それに人間は金の為に生きてるのじゃないと言う事も判ってきましたしね 何の為に生きているのか？長い事それさえも判りませんでした
子供の頃抱いた夢はそこそこに生きて行けたらそれでいいじゃん・・・に少し萎みました
逆境に耐え生涯を自分の思う道で地道な努力している人を経済的には恵まれて無くても勝者？そんな風にも考えが徐々に変化して来ました
それは其れでいいのですが今でも残念に思うのは両親を決して満足させて上げられなかった事です
特にお袋に対しては慙愧の想いばかりが残っています 死ぬまで忘れないであろう辛い思い出です★
そして今！若い時からズーッと続いたビンボー生活で其れにも慣れ其れが負け組みの絶対条件とも思わなくなりました
真の勝者ってのは過去の生き方を満足し今を満足している人 それに尽きるのかと思うのです
そして私は毎日が健康で生きられて生きてる事が愉しいと思えればそれでいい・・子供の頃の夢は完全に完全に消滅です
不思議な事にもうお金持ちの世界にへと言う気持ちから完全に逃げてしまったからかそう苦にも成りません
過去の生き方に満足と思っていませんし今にそう満足では有りませんから相も変らず負け組みです
夢はと言うとスペインの田舎道を車で走り街全体が博物館の様な古い街並みをぶらぶら歩きイイ女に目を輝かせていたい♪
シルクロードを４駆の車を自分で運転し何て事思わず観光バスで半分眠りながら行ってみたい☆
恐らくもう叶わぬ夢に成っているでしょうけどそう夢想しているのです★
今は生きている事に理由持たせていません 生きているから生きているんだ それだけです♪
明日の事判らないで折角生きているんだから どうせなら愉しく生きた方がらしくていいじゃん 実に単純です☆
後２０年ばかり多分生きていると思いますが（自分勝手にそう思っているだけです）最後はその夢さえ失くしているかもです
でも息引き取る間際 満足だったそう思って目が瞑れたら勝ち組に昇格？・・・アハッ成られるでしょうかね？
いや そう成りたいのです♪アハッ それは１００階建てのビル建てる夢よりもっと大きな夢見ている事なのかも知れません
最後の日記が 『ヒヒヒ ざま見ろ！どんなもんだ〜い〜♪』そして相も変らずちっこいチンコ見せてＶサイン出しているイラスト☆☆☆
エロ惚け親父丸出しで逝く！いいですねぇ〜♪是に決まりッ！◎
