お袋の味思い出して居ました 其れが私の供養です☆


2014・09・23 火 (秋分の日) 晴 26.5度 19:00現在
秋分の日なのだそうである 古いタイプの私お彼岸と呼んでしまうが暦上の一つの区切りの日☆
如何言う訳か知らないが仏教はこの日に注目し尤もらしい解釈を付けて仏教の宣伝活動と一般人に先祖を大事にしろと余計なお節介を言っている
だから今日は墓参りに行って来いと!坊主にお経上げさせ生活の糧にしている日だ★
そして皇室はその昔 秋季皇霊祭なる祭事を行い国民の祭日としたそうな!
何で今日が祭日にしないと行けない日かしらねどまぁサラリーマンと子供にとっては何とも有り難い日ではある♪


昼と夜の時間が大体似通った日!全日本菓子業組合がバレンタインディにチョコを何て言う前に牡丹餅を食べる習慣を植え付けた日だ?
私もすっかりそれのマインドコントロールを受け 節分の巻き寿司は食べないでも牡丹餅は何となく食べてしまう日なのだ
勿論 今日もその謀略に嵌って牡丹餅買って来て食べた!賞味期限が今日だったエクレア有って半額だからそれも買って来たけど♪


彼岸の中日が秋分の日と言うのだそうだ 春は春分だ Wikipedediaで彼岸を検索して見ると短文だが実にムツカシ事が書いてある
日蓮の『彼岸抄』なんて何度読んでも私には判らなかった 大体が先祖の供養が何でこの日なんだと疑惑と押し付けに反発してしまう
霊も魂もその存在を信じていないから余計なんだけどね でもこの日は先祖を大事にする善男善女で?墓地は大賑わいだろ
信心深い私の姉も勿論墓参りに行ってる筈だ でもその墓石の前で『私だけが何で墓掃除して供養して・・・それに引き換えあの馬鹿弟は・・・』そう思って居るに決まっている★
フンッ!知るか〜〜★墓石と言う石の固まり拝んで何が先祖の供養だぁ〜〜チャンチャラ可笑しいぃ〜〜だ!
偶に墓参に帰れば日頃の私の所業を是でもか是でもかダイナミックに指摘し『臭い!フケだらけ!態度悪い!』と言いたい放題★
毎回逸れ遣られて見ろ!只でさえ墓参りなんて無意味な物と思う私 故郷には帰りたく無い〜〜〜〜に成ってもシャー無いだろが アホちゃれメッ!


てな事を 毎年彼岸に成ると思ってしまう私です★しかしこの日に牡丹餅を食べる♪忘れられないお袋の心遣いを思い出させる日なのです◎
年配の人ご承知の通り 敗戦後日本は食料難で米はおろか砂糖などの甘味料や調味料も配給でした
丁度その頃が私も記憶にある年代に成っていました 一家4人家族でしたが確り者のお袋は親父や子供にひもじい思いだけは絶対させない人でした
ビンボー人は麦を喰え何て言った大臣も居ましたが貧しくても麦飯なんて食べた事も有りませんでした 後年健康にいいからと何度か食べましたが♪
そして 彼岸の日には必ず牡丹餅を作ってくれたのです もち米も砂糖も中々手に入らない時代でしたがこの日の為にちゃんと用意してくれていました
何もそんな苦労知らない私は お彼岸に成れば牡丹餅が食べられる〜〜♪それだけの思いでこの日を待ちわびた物です


おやつと言えばサツマイモやジャガイモを蒸した物・家の回りの季節の果樹!偶に黒砂糖で作ったカルメラ焼や牡丹餅はご馳走だったのです
若い時はそう信心深いお袋では有りませんでしたが季節を祝う日のお供えは割りとこまめに作ってくれた記憶有ります
姉や私を喜ばせたい〜その一念だったのでしょ そんな気持ちも知らず単に甘いお菓子や牡丹餅を食べる事だけに喜び感じていました
今では色んなお菓子も売っていて牡丹餅何てそう食べたいとも思いませんが今日は何となく昔を思い出して牡丹餅買ってきたのです
擂粉木で甘み抑えた小豆の餡を潰し もち米少し混じったお米をいそいそと潰した想い出蘇ります◎


今日食べた牡丹餅はお袋の味とは全く違います 実に不味いです★お袋の牡丹餅は本当はもっと不味い物だったかも知れませんが私には大ご馳走でした♪
一家揃って笑いながらその牡丹餅頬張った!今日本当は美味しいのでしょうけど不味い牡丹餅食べている間に薄っすら涙です 
財布の中にお袋の写真を入れています お袋には親孝行ってのを碌にしていません そして墓参りもしない私です
只出来る供養は全然違う味の牡丹餅を食べお袋の作った牡丹餅を懐かしみお袋の笑顔を思い出すこの歳に成って★ アハッそれだけです★
霊も魂も信じちゃいませんから先祖がどうのこうのってのは無頓着です 合掌するなんて事も皆無です
でも彼岸の日にこうして父母を思い出す!それでいいと思っているのです 美味しい牡丹餅有難うでした^^♪涙少し浮かべながら今日そう思っていました〜〜☆