仙台旅行2日目は岩手県に近い登米(とよま)と言う城下町見て来た♪

23・06・28 水 曇一時晴 28.5度 曇後雨(登米〈とよま〉地方)

天候を心配して居たのだけど日頃の行いも良く宇宙の大神はその私の態度を褒め絶好の天気として呉れた

昨日仙台駅観光案内所で近郊で観光の推薦地が無いかと尋ねて置いたのだ 

其処で宮城県の北部・・岩手県に近い所で登米(とよま)なる所が有ってその場所なら私好みの絶好の地と?教えられたのだ

仙台駅からバスで1.5時間の距離 朝9時半に出発すると知ってホテルを9時過ぎに出た 

路線バスにしては随分綺麗なバスで出発 仙台を出発して暫く走り直ぐに三陸道と言う高速道路に そんなコースと知らなかったので驚いた

乗客は私含めて3名 それで高速道路じゃ赤字もいい所だろ なんせ料金が往復で2300円だしね 

東北地方でももう田植えも終わった所が殆どでグリーン一色の田園地帯の中を走る事に成る

途中 何とかって言う道の駅が有って其処が観光名所なのか私を除いた2名の人が下車 バス一台貸し切り状態で鄙びた登米へ 北上川沿いの城下町だ

 

此処は宮城の明治村として売り出し中 古い建物が数棟あり街自体も武家屋敷や北上川を利用した船による商売が盛んだとかでその面影残した街並みもある

立派な蔵が幾つも有って当時の旺盛を偲ばせる風景だ だが今は昔で町自体は実に人通りも少なく閑散としている なんせコンビニ一軒も無しの街なのだ

その街をぐるりと巡っても3時間も掛ければ街中を歩き回れる 事実11時頃に到着し帰りは14時20分頃で丁度いいそんな広さの街だった

明治の頃廃藩置県が行われて居た頃この地方は岩手県の一部とで水沢県と言う県に指定され県庁所在地としてこの登米が選ばれたとか だから当時の県庁がこの地に有ったらしい

水沢県が発布前に廃止と為り登米県と呼ばれたが其れも短期間で宮城県として仙台に県庁が移されたそうである 

水沢県とか登米県とか今まで聞いた事も無い県が存在していたのには驚いた次第である

元々伊達藩の頃登米には登米伊達家一門8000人が居て伊達藩でもブイブイ言わす地域だったとか♪だから城が有る程の地域だった様である

 

観光施設としては昔の小学校を残した教育資料館・県庁だった建物の一部を残した水沢県庁記念館。明治の警察署だった警察資料館等がメインで他数棟の建物が存在する

こんな物を見て何処が面白いのだと言われそうな建物ばかりだった

建築家の隈研吾さん設計の建物2棟あって町としては其れも売りにしたいのでしょうけどそこそこ程度の物ばかりアハッ全くの個人的偏見で失礼★ 

此処は仙台油麩言う麩が名物なんだそうですが其れを使った油麩丼為るものが美味しいのだとか

だけど味噌汁かと思う様な丼何て食べる気にも為らずスルー●

創業何十年だとか言う蕎麦屋へ入って自慢の天ざるってのを昼飯代わりにしましたがそう吃驚する程でも有りませんでした

 

帰りは草臥れてバスの中で爆睡 仙台県庁の前で降りましたがまぁ都会の街並み見るだけで疲れるだけでした 然し通りは広く街路樹も生い茂り街の雰囲気は洗練されています

近くにアーケード商店街が幾つか連なりそれを順に歩くのも目先変わった散歩コースとして最適です 途中寿司屋に入り滅多に食べないマグロのトロの握りで夕食です

駅近くで雨が結構降り出しホテルまでそう遠くも無いのですが濡れるのも嫌 タクシーでホテルに 今日も早寝です

                       

         

佇まいが如何にも武家屋敷 思わず『たのもう~~』と言いそうです    これも如何にも武家屋敷の門と言った感じです

        

一般のお宅ですがさり気無く長屋門に成っています            江戸末期の蔵だそうです 彼方此方にこんなのが有ります

登米にはその昔玄昌石を取り出す鉱山が有ったそうでそれを屋根に拭いた家屋も何軒かあります 

隈研吾さんが設計の回顧館も玄昌石でした 登米産じゃ無いようですが★