京都から湖西線近江今津まで行き小浜に向かう路線バスに乗るのが比較的時間も掛からず安価です
それでも私の家からだと片道2500円以上
アハハ 小浜の壬生狂言見る為に遥々出掛けるのは物好きも程が有ります
大阪晴れていて温暖でしたけど日本海に面する地方流石に寒かったです
天候も今にも雨降り出しそうな空模様です
電車もバスも車中殆ど寝てまして景色見る所じゃ有りません
小浜には10時半頃到着 早速港へ行って見ました
小浜は若狭湾に面し更に小浜湾と言う入り江に面する波静かな港町です
フィッシャーマンズワーフなんて御土産屋さんが有ります
蘇洞門(そとも)と言う日本海に面した断崖絶壁を海から見る観光船が出ています
出航時刻を待つ観光客が其の海産物御土産屋さんにかなりの数屯してます
この手の施設最近は彼方此方に出ていますが所詮観光客相手そう品物安いと言うことも無さそうです
全てが地元で獲れたもの販売してる訳でもなくちょいと興醒めでした
食べ物の町としてPRしているのか御食国(みけつくに)若狭おばま食文化館なる大層立派な施設も有ります
もっとも スーパー銭湯が併設してありそっちがメインって気もしましたが★
三丁町と言う古い町並み残した所も有りますがそう期待したほどの事も有りません
町の規模にしては寺社の数が結構有ります それも真言のお寺が目立ちます
今日見に来た狂言も和久里と言う街の西方寺の境内で行われます
700年前 土地の代官が世の平和と民の幸せを願い石塔を建立したのですが移転され魚市場に有った事から市の塔と呼ばれていたそうです
其の塔の供養の一環として狂言が奉納されていたのです
子の年と午の年に7年祭りと言うものが有って其の年だけ狂言を奉納するのだとか
途中で消滅したのですけど昭和53年復活したそうです
境内ですから見物は屋外です 狂言は仮設の舞台で行われます
ガハハ 雨は降らないから見るのには何ら問題なしですが今日の天候ちょいと寒過ぎです
演目は九つ 初っ端はとろろすべりと言うものでした
壬生で見た山端すべりに良く似ています
狐釣り、腰折と続きますが狐釣り見た所で余りの寒さにギブアップです
近くの喫茶店で少し体温めていました ガタガタ体震えています
もう狂言を愉しむなんて雰囲気では有りません 寒さにからきし弱い私の一番の弱点攻撃されているようです
ほうらく割の途中からと寺大黒の始め見て寒さに負けました 残念ながら後は見ずに退散です●
小浜の壬生狂言は本家の壬生より踊りの要素がかなり欠落しています
演目もユーモアある物ばかりが演じられると言うのも村芝居の延長みたいな気がします
アハハ おひねりが舞台に投げ込まれれるのです 是には笑っちゃいました
演者も少し練習不足か何となく動きがぎごち無くギクシャクしています
鐘も太鼓も力強く有りませんし 音と所作が一致してません
笛の代わりに尺八が使われていたようですが低音でもう一つピリッとした所が有りません
しかし 全体を見ればそれが返って田舎の土着性が溢れて粋な芸能ッてんじゃないですけど微笑ましく感じます
子供が見れば一生心に残るのじゃないかと♪
寒さに負けて全ての演目見られませんでしたが7年後又見ること楽しみにしてましょ♪
小浜の9月の秋祭り 囃子や太鼓を中心とした山車と獅子舞があるそうです
是は面白そうです 9月に又再訪しようと思ってます
観光御土産店にアメリカ大統領候補オバマさんのTシャツをオバマガールズらしきひねた奥さんが販売してました
笑っちゃいますが駄洒落発展させちゃっかり町興しに利用する根性 見上げたもんだよオバマのTシャツです
9月再訪の時 如何成っているかそれも楽しみにして震えながら帰って着ました★