寒い中での壬生狂言鑑賞★


柿平博文氏撮影(産経ニュース)の物無断で使用『壬生狂言は何故か撮影禁止なんです★』許せん!と言いながら人の写真勝手に使う私、自分を勝手に許しています★


昨日は天気も良くやっと出掛ける気に為りました

2日と3日は各地で節分祭が行われるのでしょうけど京都壬生寺ではこの日に限り壬生狂言『節分』が上演奉納されるのです

この演目は私一度も見た事有りませんし本日は無料で見られると言うのでその壬生寺へ行って見たのです

元々無信心・無宗教の私目お寺参りは建物か其の行事・寺宝の拝観位で多寡が偶像に手を合わせ拝む何て事したくも有りません

狂言やってなければそう魅力在る場所ではないのです


丁度昼頃京阪四条祇園で降り四条通りより一本南寄りの細い道路ブラブラと壬生寺まで歩いて見る事にしました

何時もはそう水量ある川でも無い鴨川や高瀬川が結構水流れていて今年の冬の雨の多さをそこで確認する思いでした

天気は良いのですけど流石に寒い って言っても例年よりは暖かいのかも知れませんが

この所余り出歩かないから余計に寒さ感じるのでしょう★

初めて通る道でした♪ハイっ こんな道歩くのも大好きです 

そう私が注目するような建物は少なく僅かに壽ビルと言う建物と学校の跡地なんでしょうか学校博物館と言う建物に目が行った程度

チョイとガッカリです マッしかし久し振りに散歩のような歩きは爽快です


壬生寺のほんの近くで昼食中 2〜30人の山伏装束の人達と稚児さんが6〜7名法螺貝の音響かせながら行進しているのを目撃

その節分祭の行事に参加されるのでしょう そう言えば壬生寺律宗の総本山と聞いていましたが真言か天台の一派?なんですかね

壬生寺はそれは人で賑わっていました 何度か来てますが是ほどの人出は初めての経験です

露店も多く人でごった返しています 壬生寺の節分祭ってのは余程人気の行事なんでしょう 

其の狂言も一時間毎に行われるのですが満員盛況でした


節分と言う狂言は登場人物が3名 女性と釣りに来た人と赤鬼です

この女性と言うのは茶店の主人でしょうか?釣りに来た人に節分の豆を与え客に化けた鬼を見抜き酒を飲ませて酔わせ

彼の持つ打出の小槌を取り上げて豆で追っ払うと言う割と横着っぽい話です

アハハ 拗ねて見る私はこんな物見せて講話の代わりにした宗教大した事無いなと冷やかです

マッ寒さに震えながら見てましたけど狂言としては面白い 40分位の上演時間ですが愉しく見れました

当たり前ですけど驚きや恐怖の所作がどの演目でも同じです だからどの演目でも鬼や妖怪が出て来るものは似たり寄ったりの感がします


境内では先ほどの山伏が大量の護摩木と杉の枝を山積みにして燃やし大護摩祈祷と言うのをやっていました

素焼きの炮烙(ほうらく)と言う皿状の物に願いを書き込み奉納し5月の連休に炮烙割りと言う狂言でそれらを全部割って見せます

アハハ 壬生寺これでしっかり稼いでいます 災難の身代わりになると言う御守も飛ぶように売れてましたしね

縁起物とは言え日本人こんなの好きなんですねぇ♪

色っぽい年増女性とお金自動的にワンサカ入って来る御守売ってれば絶対買うのにと色と欲に惚けてる私そんな事思ってました

他は何処へも依らず帰宅 まぁ今年初の徘徊ですがスタートとしては悪く無かったです♪