年取れば日本の親父は邦楽に興味を持つものなんだろうか?


大津絵を何で知ったのか忘れましたが興味を持ったのは志ん生さんの娘さん美濃部美津子さんが書かれた本だったのじゃ無いかと思います

小泉信三さんが志ん生さんの大津絵“冬の夜”を聞いて何時も涙を流した・・・それが発端でした

いえ 絵の方の大津絵はそれまで何度も見た事在りますし素朴な感じの絵で嫌いじゃ有りませんがそうびっくりするほどの事も有りません


大津絵は民謡ってんでも無いんでしょうね 各地に残っているその土地の歌 伝承歌?何でしょうか?

大道で歌われていた物が歌舞伎で取り入れられそれが人気に成り座敷歌と成ったと聞いています

どんな歌かと興味を持っていたのですけど何処探せばその歌有るのかも知りませんでしたし

落語に興味あっても志ん生さんのCDの中にそれが有ると知ったのはもっと後の事でした


それより 落語“三十石”に出て来る淀川三十石舟歌の方がもっと興味有ったのでこっちは夢中でした

邦楽ってのは今まで余り興味無かったのです

それは各地の民謡でも祭り歌でもまぁそれなりに聞くのは愉しみでしたけど自分で歌うなんて事先ず有りませんでしたしね

所がこの三十国舟歌は自分で歌ってみたい〜〜ってそんな歌でした

それが切っ掛けでこの大津絵にも目が行ったのかも知れません


志ん生さん大津絵CDを買ったのはもう2年前位でしょうか?

確かに志ん生さんが歌えばそれは一種独特のムードが有って悪くは有りませんが小泉信三さんの様にハンカチ用意するって物でも有りませんでした

その後 花季利恵さんと言う方の端唄の中に大津絵が有るのを見つけましてね

志ん生さんの大津絵と節回しが全く違うので大津絵なんて幾通りの歌い方有るのかと思っていました


それらを時々聞くように成って今度は端唄・小唄を聴く様に成ったのです♪

木遣りくずしや都都逸・祭歌・盆踊り歌・子守唄・わらべ歌と拡大様相です☆

アハハハ 終いには長唄 越後獅子まで突進です 

何ですかねぇ〜〜 人間って年取るとそんな物が好きになるものなんですかねぇ♪

で、思ったのですけど落語の出囃子に鼓の音入りで越後獅子・・・最後に“いや〜〜”と声が入って噺に成るカッコイイですねぇ〜〜♪


たぬきって曲あるのです 太棹の三味線の独奏が入るのですがそれがベンチャーズのあのテケテケテケ〜〜見たいな所有って思わず微笑んじゃいます

それは中島みゆき地上の星加藤登紀子のあなたの行く朝も上手く歌いたいと思いますが

端唄の春雨や 都都逸 さのさなんてのをさり気無くそれも渋い声で歌えたら・・・・・☆


当分嵌りそうです あ〜そりゃそりゃ〜♪ いいですもんねぇ〜〜◎ それもそうかいなぁ〜〜よいさっ♪