此処にもあったお洒落な町が 富田林編♪

昨日は今年の秋1番の冷え込みじゃ無かったろうか?

近鉄線古市の駅でチラチラ白い物が舞っていたがまさか雪じゃ無かったんだろうね?

アハッ 何で古市なんか通ったのだと言うとこの糞寒い最中知らない街を歩いて見たい 富田林編やって見たのだ★

どうもやる事がピントずれてる 町の散策するなら暖かい日にやれば気持ちも良いのだけど 思い立ったら止められない 止まらないなのだ

先日何かで富田林って所は古い家が残った街並み有ると知ったのだ

余り多くは期待して無いけど兎に角何時か行って見ようと思っていた

其れが何故か昨日行こう!と決めちゃった訳だ 自分で言うのも可笑しいけどご苦労さんな事だ★ 


富田林って所は今から10年も前河内長野で仕事した時車で通った記憶有るがどんな所かさっぱり覚えて居ない

何の変哲も無い郊外の町 そんな程度だ 

PL学園の何か巨大な変てこな塔が有った記憶有るのだがそれが富田林か如何かも疑わしい

途中車窓から見る景色は街路樹も丘陵の木々も最早紅葉していて晩秋を感じさせる

天王寺から30分余り電車に乗ったろうか?吉野へ行く途中にその町は有る?のだろう?

寒い!電車の中は最早暖房入っていたが寒いのだ

カーディガンこそ羽織って来たが薄いブルゾンでは寒さ一入 手なんか凍えてガチガチの寒さだ


富田林に何故古い町並み残っているか? 

市の発行する案内書に寄れば1560年永禄年間富田の芝と呼ばれる荒地を興正寺別院の建立と町割を作った宗教自治都市なんだそうだ

江戸時代には其れが薄れ商売が盛んな町に成ったとある 

この辺り一体を寺内町と言うのは其の名残 町割りも当時のままで建物は江戸時代のものが残っていると言う訳だ

今はそれらが殆ど商家としてではなく民家になっちゃっていて実際に200年もの前の建物を住宅として使用している

1997年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたからもう改築も侭成らない状態なんだろ


小さなエリアに其の古い建物が20棟余り犇いているのだから其れは壮観なのだ♪

只現在進行形の住宅な物だから観光で人呼ぶには迫力に欠ける 

是が商店や御土産やになれば高山・倉敷何するものぞの観光地として売り出されるだろうにアハハ町としても痛し痒しだ

大正時代の洋館も3棟ばかりあるそうだ 全部は見なかったが是も今でも使っている建物

ダイエーの中内さんの親戚の歯医者さんも其の中に含まれているとか だからと言って其れが如何だと言う訳でも無いけど★

しかし 私のような特殊な物好む親父に取ってみればウハウハするような町並みが堪らない魅力だ

こんな所が大阪に有っただなんてチートモ知らなかった★

滋賀の長浜や彦根とは又違う雰囲気持った良い町なのだ♪ 寒さで思うように歩き回れなかったけど春先もう一度訪ねたい町だ


中で一軒 杉山家と言う重文の建物が有り是は一般公開されている 元の造り酒屋 蔵が少ない所見ると当時はもっと巨大な建物群だったのだろ

土地の豪商で大地主だったそうな 今は東京に出ておられると説明の人言っておられたが建物は流石大地主の家 立派な物だ

石上(いそのかみ)露子と言うお嬢さんが居て明治時代与謝野晶子らと共に歌人として注目を浴びたそうだ

アハッ 富田林にもこんな美人が居るのだと地元の人が自慢にした位の人だったとか 画・琴・書・短歌に秀でたコテコテの大家の令嬢

古典的な美人だったそうな 其の展示館あって見たのだが書の事判らない私でも手紙なんか実に綺麗な文字で書いてある

好きだった人とは結ばれず親が決めた人と辛い結婚生活送ったらしいが如何にも大家の令嬢らしいと変な所で感心しちゃったよ
それにしても 大阪の近郊にこんな場所が有っただなんてアハハ何にも知らない自分を又再確認したって訳だ





冒頭に書いた古市だが全国に同名の地名が20箇所余り有る事を検索で知った 吉原・島原に匹敵する遊郭が有った伊勢の古市ってのを始めて知った

今では其の面影残す建物も数少ないと出ていたがチャンス有れば行って見たいものだ♪アハハ 何故かそんな所見るのが好きなんだ☆

春が有名な吉野山だけど桜あれだけ有るのだから紅葉も又見事だとか? 

暖かい日に今度は吉野まで足伸ばそうかと思い寒さでオシッコちびり心配しながら帰って来た もう寒いのほんとに嫌ッ!