祭の鉢巻・手拭被り☆


頭痛の時何故鉢巻するのか?ネットの検索では色んな人がその効用を書いておられます

こめかみがツボで其処を圧迫する事で鎮痛効果あるとか 動脈を押さえるのでドキドキ感が薄れるとか?

多くの方にその記述見えるので真実なんですかねぇ?

私は多分に心理的なものも左右してんじゃ無いかと思っていますが☆


鉢巻は自分の気持ちを形にして鼓舞する・・そんな気持ちが強いと感じます

兵が出撃する時、選挙やストライキをして戦う意思を見せる時、受験勉強にやる気をだす時、お祭でお神輿担ぐ時

アイドルのコンサート見に行ってフアンだよとアピールする時etc・・・皆気持ちの表示です


その昔 権力者に拝謁する時や何かの宗教的な行事をする時は被り物をするのが定めだった事があったそうです

チョイと身分の高い人なら烏帽子や冠をしたのでしょうけど一般人は其れが許されず鉢巻だったとか?

古事記ではアメノウズメノミコトが天照大神を岩屋から出そうと鉢巻をして踊ったそんな絵を見た事が有ります

アハハ ファッションだったのでしょうか?激しい踊りだったのでしょうから流れ出る汗が目に入らないような実用本位かも知れません


その名残なんですかね 各地のお祭で鉢巻をしだしたのは♪

鉢巻ってのは帯状の物ですけど 其れを広げた被り物是も同じ意味合い?こっちは髪の毛が落ちないとか帽子の代わり?でしょうか

ファッション重視に成りますから随分粋に見えます

新内流しや瓦版売りの置き手拭、助さん・格さんの道中被り 奥さんが掃除など家事する際の姉さん被り 泥棒の頬被り

歌舞伎で駆け落ちする際の女性や男性がする被り物 火消しや祭の際の向う鉢巻や喧嘩被り 米屋被りなんてのは随分粋です

たった一本の和手拭が其れは見事にお洒落なものに変貌します♪


私は鉢巻で思い出すのは 新撰組の鉢金を当てた物 映画八つ墓村で蝋燭二本を立てた物 荒木又衛門の手裏剣刺した物

特攻隊や三島由紀夫の日の丸鉢巻が強烈に印象に残ってます

一心太助や職人さんがする捻り鉢巻 是も実にカッコイイです


以前 岸和田のだんじり祭でタオルの鉢巻がダサイと日記に書いてお叱り受けましたが

こんな思いが強いからタオルの鉢巻ってのはどんなに色が綺麗だとしても容認出来ないのです

アハハハ あのレゲェのような髪型もです 

別に関東の祭がイイって訳でも有りませんが事鉢巻や被り物 是は絶対粋だと感じてます

事実 岸和田でも豆絞りの和手拭で捻り鉢巻小粋にして居た町も有りましたしね タオルの鉢巻ばかりの中でそれは目立ちました

芝居でも踊りでも祭でも矢張りカッコイイ〜〜ってな所無いと話に成りません


どんなに現代的なお洒落な物でも祭にナイキのキャップやコンバースのスニーカーでは似合いません

あの三つ網髪型とタオルの鉢巻は其れと同じで祭の雰囲気メタメタにぶち壊してる そう思ったのですけどね★

アハハ こんな事言うと又岸和田方面から腐った卵とトマトが飛んで来そうですかね?心して身構えてます ニコッ♪