やっと暖かい快晴の日に成りこんな日位は外へ出掛け様と家を出た
別に目的有って出た訳でも無いしまぁ美術館でも行って来ようかと思ったんだ
天王寺でも中ノ島でも横掘でも何処でも良い 遠回りでも良いから来たバスに乗る事にした
杭全（くまた）行きのバスが来たので其処まで行って天王寺にしようと決めたんだ
市バスは私の乗る停留所の一つ先が始発の場所 守口車庫だ だからどんなバスでもガラガラで座れる
結構距離も有るからバス停５〜６箇所を過ぎるともう座席は満杯 立つ人も出てくる
昼間のバスは年配者が大半を占める
おなじ停留所から高校生らしき男の子が乗った
平日の昼間 体の具合でも悪く早退かなとと思ったのだけど見た目は元気そう
次々と高齢者が乗ってきて立ち始めたので 見かねて私は席を立っておばあさんに席を譲ったんだ
その高校生は優先席に座っていたのだけど自分の足元を見ていて顔を上げない
白い杖を持った人がその高校生の前に立ったのだけどそれでも知らん顔
足元見てるから白い杖は見えてるだろうけどそれでも無視だ
余程一言言ってやろうかと思ったのだけど距離も離れていたので黙って見ていた
結局 その杖の人が先に降りていかれたので高校生は席を替わらずじまいで降りて行った
それで感じたのだけどその高校生 きっと誰からも年寄りに席を譲れなんて教えて貰って無いんだろうと思ったんだ
親も言わない・学校の先生も多分そんな事は言って無いんだろう
優先席にはお年寄りや体の不自由な人には席を譲りましょうと 張り紙が出ている でも其れも無視だ
以前 バスに乗っていて若い奥さんが買い物袋を自分の横の座席に置いていた事がある
バスは満員 その席も優先席 その時は流石に私も切れてその若い奥さんに注意した事がある
何人かのおばあさんがその前に立っていたからだ
先日 住まいの展示館てのが天六に有ってそこで落語を時折するんだ その落語を聴きに行った時の事だ
私は 遅くから行った物でもう座る場所が無い 此処は昔の町屋の商店風の建物を模して座敷を作って有るんだけど其処で落語するんだ
所が前の方に空間があるので空いているのかと思ったのだ
ワッハのホールでもよく有るのだけど誰か人が来るのかと皆遠慮してぽっかり席が空いてる事が有るんだ
で、後から来たんで気が引けたけど其処まで遠慮せずに行ったんだ 空いていたと思った場所にはリュックサックが置いてあった
子供が２人位親に連れられ見に来てたんだけどリュックを膝じゃ無しに自分の横に置いていたんだ
その子供にちょいとリュックを除けてくれるかって頼んだんだ
其れを除けたら座布団が出てきた 詰り座布団の上にリュックが乗せてあったって訳
それじゃ何の遠慮は要らないと座った途端 後ろの男性から声が掛かった 後から来て横着だと言うんだ
その言葉聞いていて施設の係員が皆さん後ろで立ち見をしているほどなのに遠慮してくれと言われちゃったんだ
余程 この座布団はリュック用かと一言言ってやろうかとも思ったんだけど立ち見をしている人も居る
私が文句つけるのも大人気ないと罰の悪い思いしながらも引き返した 自分さえ座れれば良いと思われるのも癪だったしね
でも 此処は無料じゃ無いからね 金を払って其れを見に行ったんだから★ その施設の係員がちゃんと対応して無いんだ●
さて そのバスで席を譲って上げたおばあさんなんだけど降りる時 私はまだその前で立っているのに一言の挨拶も無しだ
別に謝礼の言葉を言って欲しいから席を替わった訳では無い でもねぇニコッ位はあってもねぇと思ったよ★
私は 今言った事でそれらの人に如何こう言う積りは無い そんな事実が有ったとだけしか言わない
その高校生は本当に体が不調だったのかも知れない おばあさんは当然だと挨拶をしなかったのかも知れない
座布団の上にリュックが置いてあっても後から来た私が其れをどけさせて座ろうとした事が間違っているのかも知れない
でもこう思う もしその子供の親がその子にリュックは膝の上に乗せなさいと言えば
その座布団にはもっと先に誰か人が座れて立ち見の人が一人減った筈だ
バスの高校生は体不調なら優先席じゃ無しに最初はがらがらだったんだから一般席に座れば何も問題なかったかも知れない
そのおばあさんも年寄りだから座るのは当たり前ってんじゃ無く 少しの会釈が私以外の他に人にも気分良く写ったかも知れない
ちょっとの事が出来ない 自分さえ良ければいい・・・のじゃ無いかもしれないけどそう見えるような事は避けられる
結局やり方が下手なんだろうね 結局そんな事誰も教えていないんじゃ無いかと思ったって訳
リュックを座布団の上に乗せる子供にも優先席に座る高校生にも私が言うのは大きなお世話なんだろうと黙っていたけど
言わない方が本当に良かったんだろうかと今ふと思ったりしている★
誤解無いよう言っとくけど自分が座りたいからじゃ無いからね
私なんか席譲られるとバーローそんな歳じゃ無いと我顧みずムカッとする方だもんね★
