アラカントはスペインのリゾート地だった♪

2014・04・21  月  晴一時所に依り雨 16.0度 22:00現在 アラカント泊
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旅6日目 バレンシアのこのホテルは新しくて大きなショッピングモールの4階から上がホテルに成っている
超高層のビルで20階以上は有ったと思う 私の泊まった部屋は15階だったが其れは見晴らしがいい
近くに斬新な建物の水族館と植物園の様なものが在った 川が有って是もお洒落な新しい橋が掛かっていたが水が余り流れていない
今までの海外旅行で4ツ星以上のホテルにも何度か泊まった事有るが個人旅行し始めてからはとんと縁が無い
所がこのホテルは素晴らしかった 部屋も大きいし実に清潔な雰囲気 其れが60ユーロとまぁスペインではビジネスホテル並みだ♪
別に建物や街並み・風景見る旅なんだからホテルなんて如何でもいい様なもんだけど予約も無しで飛び込むんだから結構気に成るんだ
アメリカではベストウエスタンやコンフォートのモーテルばかり泊まっていたし何処の地域でも値段と施設には差が余り無かったしね


このホテルに有ったカフェテラスが又安いの♪セルフの店だったけど何でも1ユーロ ビール中ジョッキが140円だぜ☆
このホテルも海に近く開発中なのか斬新な建物が多く近代都市の様相だった でも私好みの建物もちゃんと混在していた
セントロと言う市のセンター街に有るオールドタウンは車で通り過ぎただけだった
一日無駄にした分取り戻そうという気分とパスポート再申請しなくちゃいけないと言う気持ちが尻を落着かせないのだ


地中海沿いに更に西へコスタ・デル・ソルへ向う・・の筈だったが又道間違えて仕舞った
カーナビも頼りないけど交差点がロータリーに成っていてそのロータリーに道が5本なんてざらに有るんだ
一瞬で自分の行く道見つけて其処に入らなくちゃ全く方向違いの自動車道に入ってしまう 
判らなければロータリーをもう一周すればイイのだと後で学習したけど☆
スペインの高速道路はアメリカ並みに素晴らしい 一般道でも皆自動車専用道路のような感じだ
田舎道をトコトコ走りたいと思っているのだけど気が付けば高速道路に入り込んでしまっている スペイン侮り難しだ☆
海岸に近い道しか走っていないのだしほんの一部しか見ていないけど見る風景が広々としているし広大な国に思える
面積的には日本の1.4倍位でそう大した事も無いのだろうけど人口密度が日本より遥かに小さいから余計そう思うのかも


スペインの各都市で見る人は男性も女性も其れはカッコイイ 身長も高いし彫の深い顔立ち 若い女性なんて人形を見る気分の子も多いしね
おじさんやおばさんでも其れは風格有る人に多々出くわした 然しホームレスや観光客に施しをせびる人も多い★
路上でギターやアコーディオンを弾いている人も多かった 日本の様に若者じゃ無いんだ 
音楽を志そう何て感じじゃなくそれで生活している人ってな感じの人 帽子や空き缶に小銭投げ込んで貰って其れで生活してんだろ
この国も不況の真っ最中で禄に仕事つけない様だし大変だろうなぁって見ていたけど●
バレンシヤまで来ると煉瓦色外壁の建物の中に白い外壁の家もぽつぽつ増えてきた 
アンダルシアまで行けば街中が茶色の屋根と白い外壁の民家に変わるんだろうけど その気配が此処で少し現れたようだ♪


川が実に少ない 是で飲料水の確保如何しているのか不思議に思える位だ 雨も少ないようだしね
発電用風車が彼方此方の山に有る 原発有るか無いのか知らないが自然エネルギー発電なんて水力じゃ無しに風力に頼っている?
低い山でも低木や荒地で岩が剥き出し 木らしい木が生えていないのだ 
曇っていた空の一部に黒い雲が混じりだして途中で雨が降って来た 見通しが良いから雨の降っている所と降っていない所が一目瞭然
雨降りとそうで無い境界がこうはっきり判るってのも珍しく感じた 雨降りの場所へ車が突っ込んで行くって感じなのだ
幸いにして直ぐ止んだけどね 黒い雲の下だけ雨降り?暫く車停めて眺めて居た程珍しい光景だった♪


今日は一寸馬力掛けてアラカントって言う街まで一気に走った もっと本当は細かく地中海沿いの田舎町をゆっくり見てもいいのだけど
パスポートの申請で確実2日はそれに時間取られるだろうし落着いても居れ無い気がしていた
ラカントって所はリゾート地なのか観光客が実に多い 犇めき合ってるって感じがするほど
夕方7時頃街に入った所でホテルの場所を聞くのに薬屋へ入った 24時間営業の薬屋が実に多いのだ 
まぁ其れは親切な美人セニョーラが港の方にホテル多いからと教えてくれてハーバーの方に行って見た♪
さらっと書いているが言葉判らないから大変なんだ 其れを親切に教えてくれる物だからすっかり感激していたけど◎


スペインはホテルランクの表示が大抵有って一つ星から五つ星までのランク付けされている
ホステイルとホテルってのに分かれている ホステイルってのは2つ星まで ホテルは三ツ星以上かな?
同じクラスでも勿論値段に差が有る アラカントのハーバー付近のホテルは殆どが四つ星で日本で言う政府登録観光旅館って感じ
ビンボーな私では本来泊まるホテルじゃ無いのだけどそろそろ夕闇も濃くなる時間だし焦りも有ってその巨大な4ツ星のホテルで部屋の有無を聞いた
理由はそのホテルの前なら車を停車しても良かったからだ とても高かったけどまぁシャー無い リゾートホテルも偶にはいいかと其処にした
スペインは街内は道が狭い上に片側路上駐車許していてビッチリ駐車しているから車停めるのにも一苦労
駐車場に車入れてホテルで市内地図を貰いランク別ホテルの場所確認してそこで部屋の有無と値段確認して決めるに限ると思い知らされたけどね


巨大なホテルで中の設備も其れは立派だったが部屋は昨日のホテルよりグッと落ちる 勿論朝食付きだけど是で123ユーロ痛い出費だけどまぁシャー無い
夕食はホテルにレストランも有るのだけど無茶んこ高くて私が入る店でもない 大体客層が今までとまるで違う
若い人や子供連れの家族ってのが殆ど居ない 如何にもお金持ちって感じの中年やお年寄りご夫婦ばかりなのだ
中には歳の差カップルってお人も居たけど愛人連れて遊びに来てるって感じ アハハ 是は何処の国でも一緒だ
浜辺の通りから奥へ入ると又又狭い通りに建物が並び是がスペインだぁ〜って雰囲気をここでも見た
広場は彼方此方に有るしそれには歴史的建造物が確実有ってレストランのカフェテラスがずらり並んでいる
地元の人と観光客がワンサカ集まって食事している 海辺の街だから勿論海鮮料理が主体 
何か知らないけど大きな魚の切り身を頼んだが美味かったけど観光客相手なんかして居れるかって感じの愛想無い店で値段も結構した


昨日のバレンシアでフラメンコを見たいからとホテルで聞いたが一軒だけ有るその店は日曜でお休みで見れず仕舞い★
此処は如何かとレストランの親父に聞いたらホテルの近くにそんな店があると訓えてくれた
フラメンコの実物一度も見た事無いから本場スペインで是非見たいと思っていたんだ
ホテルの傍の港に古い大きな木造船の博物館やカジノが有る そのカジノの裏にダンスホールとかフラメンコの店が有った
覗いて見たが時間が早い所為か客が2人だけ 店も何か場末のストリップ劇場の雰囲気で半裸の黒人女性が踊っていた
もう少し後なら本物のフラメンコやるのかもとホテル戻って一休みしてからと意気込んでいたのだ
もう一度風呂に入ってベッドで横に成ったら疲れていたのかアッと言う間に爆酔★目が覚めたら夜中の2時だった 嗚呼今日も沈没ぅ〜〜〜★