ぺんぺん草の唄


頭を滝で冷やそうが徘徊で良い物見ようがもう遅い!

私は限りなくエロ惚けているとカミングアウトしているのだ!

ふと我に返ってじっくり考えてみてもどうも普通の人の発想ではない



大体がやねぇ 

守口に住んでいる私が地元の人でもそう知らない滝の存在を知っていると言う所がもう既に尋常じゃ無い

それにもまして滝汗だからと言って交通費払ってでも其処へ行こうと言う気になるのも考えれば可笑しい

涼しさ求めるならエヤコンの効いた部屋でのんびりしてれば遥かに快適なのだ



何時も思う事なのだけど 寒い時期暖かい部屋に入るだけで幸せな気分になれるが

暑い最中涼しい部屋に入ってもホッとはするけど幸せだと思ったことが無い

所が太平洋や日本海の水透き通る海に入浴(※海水浴ではない!)して体に直接冷たい感覚を得るだけで

『嗚呼ぁ〜〜生きている!幸せだなぁ〜〜♪』と感じるのだ

それは滝の水浴びても全く同じ事 

思わずおしっこチビリしそうな冷たさを肌に感じた時これ味わいたい為に此処に来たそう思ってしまう

その一瞬が私には実に充実した時間で高い交通費払おうが行き帰りに汗みどろに成ろうが関係ないのだ

良い物見た!良い体験をした!その事が重大な事のように思えるのだ

しかし滝の水浴びれば私の年代なら般若心経の一つも唱える所 

それが私と来たらスーダラ節なんだからもう如何しようも無い!これだけは断言出来る◎



建物一つ見てもそうだ

夜空にシルエットを浮かび上がらせ照明が煌く六本木ヒルズは迫力ある風景かもしれないけれど

それ見ても感動しない

然るにぺんぺん草生え今にも崩れ落ちそうな古い洋館建ての建築物にウルウルになってしまうのだ

可笑しい・・実に可笑しい 可笑しすぎるのである●



人間にしてもそうである

回り見渡せば人は私より遥かに立派な人ばかり

口から出る言葉も書く文章からも知性と教養に溢れた人如何に多い事か

しかし その人を尊敬してるかと言うと決してそうじゃ無いのだ

彼等は一種完成された人のように見える それは私にとっては六本木ヒルズの建物見るのと同じ事

堂々としてるかもしれないが面白みも何にも無い

返ってその欠点ばかり目に付いてしまうのだ

それより今にも壊れそうだけど暖かいもの抱えて必死で生きているそんな人に共感と感動を感じる

出る言葉は低俗であろうと書く文章は稚拙であろうと滲み出る魂の迸りそれ見付けられた時ホッとする



何が大事で何が良い事か私には判らない事ばかりだ

人に社会に奉仕しようとする人が居る

先ず道端の塵拾いをし電車で高齢者に席譲るそんな人とそれらの人を纏めて社会運動にしようとする人が居る

どちらも大事な事に違いない

会社でいえば一従業員とそれらの人を導く経営者どっちも無くて成らないものである

今の社会その経営者にスポットが浴びせられる時代である

いや昔からそれは一貫しているのかもしれない

歴史に名を刻んだ人は成功者或いはヒーローばかりだから・・・★



ちょい盗作っぽいのだけど或る人の詩を捩ってひとつ作ってみた

(※元詩・・・中嶋らも 寝ずの番より 俺の心はトタンの屋根よ かわらないのを見てほしい♪



私ゃトタン屋根のぺんぺん草よ!

夏の暑さに萎れても 雪の寒さに凍えても

トタン錆びよが孔あこが
かわら無くても根を張って 
雨漏らさずに 生きてやる 

チョいなチョいな♪



私ゃカミングアウトしてようとそう言う生き方のスタイルで居たいのだ♪チョいなチョいな◎