暮らしの今昔館『世界の木のおもちゃ』展にニコニコ♪

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日記に書きませんでしたが22日の日曜日に又天六の暮らしの今昔館へ行って来たのです♪
落語がありましてね 目的の第一はそれなんですけど
もう一つ先日にも書きましたが木のおもちゃの展覧会をしているのです
これが 見ていて飽きないのです 東京造形大学てのが有るそうですが
その大学の教授で春日明夫さんて方のコレクションなんだそうです
そのお人 芸術学博士・・・あはは そんな博士がいらっしゃる何て初めて知りました
このおもちゃのコレクションは何を隠そう仕事に密着の単なる個人的趣味に留まらないものです
是に魅せられた私は只 爺の中に眠るガキの気持ちの強さだけですが面白くて見入ってしまいました♪


実は 子供の折でしたが圧縮された3mm程度の紙の組合せパズルの様な物を持っていたのです
10パーツ位の三角や長方形の紙を上手く並べて15cm正方形の箱に入れてある奴です
それらを バラバラにして帆掛け舟とか鳥とか動物を作るのです パターンが10通り位有ったと思います
所がそれらをやっている内にパンフレットには載っていない全く新しい物が出来ちゃったのです
是に有頂天に成って結構嵌って大事に10年位持っていたんじゃ無いかと思います


からくりと言うのですか ハンドルを回すと人形や動物が動く・・・
オートマタと呼ばれるそうですが是なんか夢中に成る位面白いのです 動きを見ていると笑いが込み上げて来ます
それらのおもちゃのデザインが秀逸です 複雑な大掛かりな物も有りますし
それを使って遊ぶ子供も愉しいでしょうけど作る大人も実に愉しいのだろうなぁと思って眺めていましたけどね
ぬいぐるみ人形や京人形を作っている人と同じ気持ちかも知れません 立派な芸術家?ですかねぇ♪


びっくりしたのが ライトやブルーノ・タウトバウハウスが突然出て来たんです はぁ〜?でした
バウハウス何て建築少し齧った人なら誰でもご存知でしょ 
グロピウスって人が初代校長 1919年にドイツで建てられた美術と建築の教育機関です 
合理主義的・機能主義的な芸術を目指したのでしょうか?
ナチスに依って1933年に廃校にさせられたそうですがその後のモダニズム建築に多大の影響を与えたそうです
その学校の学生が作った玩具?が展示して有ったのです そのセンスの良さにふ〜〜む!でした


フランク・ロイド・ライトアールデコ風?組合せ玩具♪ブルーノ・タウトのガラスの組合せ玩具♪それも有りました
世界の巨匠と呼ばれる建築家がこんな素晴らしいおもちゃを作っていたとは知りませんでした
おもちゃを超越したデザインの素晴らしさを感じてしまいました 
それで思ったのです 何でぇぇ是を若い時に知らなかったんだ バーロー!って自分を罵っていました
そうすれば 建築をやってももう少し違った生き方出来たのじゃ無いか〜〜?ねばたれを今頃言う始末です


私は 安藤忠雄さんの建物ってそう好きでは有りません 
でも彼が若い時分世界を旅し世界の建築を自分の目で見て独学で素晴らしい物を作り出し始めた 
それには只々感心すると同時に敬意を持って眺めています
あの人が描く スケッチの巧みさ 下手な絵を10年一寸前に描き出した私には彼のそのスケッチに唖然なんです 
伊東忠太でも同じ事です 木組みのや柱頭のスケッチ 例の妖怪や忠太動物 もう手放しで感心してしまいます
それは大学で或いは専門学校でそれを習った人なら別に驚きません 忠太はまさか妖怪の絵を大学で習った訳じゃ無いでしょ
ネットでも若いお人がそれは素晴らしい絵を発表なさっていますしね 勿論独学でもそれはお洒落なものも有ります


でも私が特に感じたのは 若い時自分の目で世界の名建築やいい物をじっくり見て歩く!
是は建築やデザインや絵画を志す人なら必須! まぁ何でも言える事かも知れません 
五木寛之さんも名の有る音楽家の方も政治家でも実業家でも然りです 
多寡がおもちゃを見ただけじゃ無かったのです☆
是を見て感じたのは 青年は荒野を目指す!荒野を彷徨ってみる♪それをやらなきゃ嘘だって思いました


耄碌半分エロ惚けた親父が徘徊と称して今それをやり始めても屁のツッパリにも成りません
まっ やらないよりは増しかと言う程度です 
アハハもし若い人がこの日記を見て下さったとしたら余計なお世話・大きなお節介を〜〜です★
負け組・無知識・無教養末期高齢者惚け親父の戯言もふとマジで聞いて見るのも決して無駄でも無いかもです ゴメン!
あはっ 本命の落語の話は又明日にでもです ニコッ♪